ピートム.Comic Jack
ピートム.Comic Jack(ピートムドットコミックジャック)は、関西地区を放送エリアとするABCラジオで毎週土曜日の23時〜23時30分、九州北部を放送エリアとするKBCラジオ(で毎週木曜日の24時30分〜25時まで放送されていたラジオ番組である。1999年10月から木曜日25時〜25時30分の30分枠で放送開始。2000年10月からアシスタント制となり、2005年3月まで25時〜26時までの1時間枠に拡大し放送されるも、局の大改編により2005年4月から30分枠に縮小し、2008年3月まで25時〜25時30分の放送。2008年4月から2008年9月までは24時〜24時30分の放送。2008年10月から土曜日に移る。2009年4月からアシスタント制が消滅し、(主にワタナベエンターテインメントの)同僚・後輩をゲストとして招いての放送に転換。2010年4月から23時〜23時30分の放送。ABCラジオの2010年10月9日放送分から、5日遅れでKBCラジオでも放送されている。略して「ピーコミ」とも呼ばれる。 2012年番組終了。 番組はマンガの大好きな今村久仁人が、その素晴らしさを世に伝えるというコンセプトでピートムComic Jack(ピートムコミックジャック)という番組名で始まった(この名義では合計52回放送された)。 出演者メイン
アシスタント
過去のアシスタント
タイムテーブル
現在のコーナーゲストトーク(毎週・2009年4月〜)「10の質問」を投げかけ、ゲストとの会話をする。 普通のお便り・お悩みのお便り(ふつおた・おなおた)(隔週・2008年4月〜)リスナーが3人に質問や悩みを送る。1通当たり4~5分でまとめられ、通常毎週3通ずつ読まれる。 今村久仁人の「ここを読め!」今村久仁人が注目するスポンサーである講談社のマンガのワンフレーズを紹介する(アシスタントが里久鳴祐果の場合、彼女が一句詠む)。番組初期は「俺のお気に入り」というコーナー名だった。「このコーナーで紹介された本は必ずヒットするという噂がある」という触れ込みがある。過去に紹介してからヒットしたマンガは、(第1回に紹介された)「バガボンド」、「BECK」、「ドラゴン桜」、「プラネテス」、「蟲師」、「capeta」、「げんしけん」、「のだめカンタービレ」、「さよなら絶望先生」、「もやしもん」などがある。また、ゲストとしてマンガ家が出演したときには、このコーナーの枠が拡大して放送される。 なお、このコーナーで紹介されたマンガのPOP広告が、関西地区では旭屋書店、アバンティブックセンター、大垣書店、紀伊國屋書店、ジュンク堂書店、田村書店、ツモリ書店、天牛堺書店、博文堂書店、PALNET、ふたば書房、ブックスキヨスク、ブックスタジオ、ブックストア「談」、ブックファースト、わんだーらんどの一部店舗に設置されている[1]。九州地区ではあおい書店、エーブック、紀伊國屋書店、コミックとらのあな、ジュンク堂書店、蔦屋書店、福家書店、フタバ図書の一部店舗に設置されている。 ちなみに紹介者である今村久仁人が好きなマンガ家は細野不二彦、古谷実、浦沢直樹、かわぐちかいじ、幸村誠[2]。憧れのキャラクターは「バリバリ伝説」の聖秀吉と「生徒諸君!」の沖田成利[3]。「ヤンキー物と学園物はハズレが無い」が信条[4]。マンガ好きのため「好きなマンガは?」と聞かれることが多いが、「マンガ(というもの)が好きなので、特定のマンガは無い。でも一番読み返した回数が多いのはおそらく『1・2の三四郎』。」と答えた。 過去のコーナーオレのマブキャラ番組初期のコーナー。マンガに出てくるキャラクターを現実に投影したり、キャラクターの思い出のシーンを募集する。 山あり谷ありマンガあり番組初期のコーナー。思い出のある過去のある週のマンガ雑誌をピックアップし、その雑誌を見ながらその時代を語る。 宿題のコーナー(毎週・2003年2月〜2005年3月)番組から出されるお題に対して大喜利形式でリスナーが答えるコーナー。お題のフリは今村久仁人が担当し、桑原貞雄が読むというスタンス。採用者全員に500円分の図書カードが与えられた。 宿題のコーナー(隔週・2005年4月〜2009年3月)番組から出されるお題に対して大喜利形式でリスナーが答えるコーナー。最優秀作品(キング)にはパーソナリティのポラロイドをプレゼント。さらにエンディング中に、抽選で1人に愛が芽生えるT-シャツが贈られる。 お題は大きく通常系、5・7・5系、パロディ系、今村久仁人系に分けることが出来る。
声優への道(毎週・〜2005年3月)桑原貞雄が今村久仁人とアシスタントを声優として鍛えていくコーナー。教材は講談社発行のコミックスより抜粋。桑原貞雄が1ヶ月ごとにあるキャラになりきり進行していった。今村久仁人に色々なものまねをさせた(おすぎとピーコ、青島警部、いつもここから、木村拓哉など)。 声優への道(隔週・2005年4月〜2008年3月)桑原貞雄が今村久仁人とアシスタントを声優として鍛えていくコーナー。教材は講談社発行のコミックスより抜粋。 普通のお便り・お悩みのお便り(ふつおた・おなおた)(毎週・~2005年3月)リスナーが3人に質問や悩みを送るコーナー。1通当たり3~4分でまとめられ、通常毎週2通ずつ読まれた。 ピーコミどっちやねんリスナーの考えた主に2択のテーマについて、どちらをとればいいかをピーピングトムの2人が討論するコーナー。その判定をアシスタントが担ったが、福千明が話を聞いていないことを今村久仁人によくつっこまれた。 ものまね(2000年10月〜2002年3月)宛先読みをものまねで行う。 望月理恵の深夜の告白(2001年7月〜2002年10月)リスナーが望月理恵に対してクサいセリフで告白をする。望月理恵は「結婚してもこのコーナーを一生続ける」と色紙に書いた。 福千明の深夜の食卓(2002年10月〜2004年3月)腹を空かせた福千明が食べ物を食べる。ピーピングトムに絡みを拒否されていたことが多かったが、茶碗蒸しを「カキ氷のように食べる」と今村久仁人に言わしめた回など、伝説も多い。 テスト(2003年11月〜2004年3月)声優になるための最低限の教養を身につけるため、声優への道の冒頭に行われた4~20問で構成された筆記テスト。主に社会科(歴史、政経)が出題され、桑原貞雄が今村久仁人とアシスタント(福千明)の間違った解答に突っ込む。 成績(全15回・ただし2004年2月12日分は不明) 桑原貞雄改名のコーナー2004年下半期に行われた短期企画。細木数子ブームに肖り、リスナーから寄せられた名前を年内最後の放送で発表するというもの。「サダオ・オールスターズ」、「ボッキング」、「サダオ・ザ・サード・レッグ」、「流し目JAPAN」、「サダオ・THE・ギンギン」などが候補に挙がり、最終的に決まったのが締切日に送られてきたイナズマの「次はサダオ」という名前。最初は使っていたが、勢いで選んでしまったのか段々と飽きはじめ、自然とフェードアウトしていった。ちなみに、選ばれたイナズマには桑原貞雄の帽子が贈られた。 書き初めプレゼント
新春一発目限定のコーナー。3人が目標を書き、それをリスナーにプレゼントするというもの。2003年、今村久仁人が書いた「汗」に対して1通も応募が無く、さんざん呼び込んだ結果6通が来て全員にプレゼントした。2004年も今村久仁人は全員にプレゼントするというスタンスを取ったところ20通以上の応募があった。逆に桑原貞雄には1通も来ず、そのことについて今村久仁人は「やっとこいつより人気が出たよ。最高のお年玉だ。」とコメントした。それを受けて桑原貞雄も全員にプレゼントすると発表し、結局7通届いた。2005年まで全員プレゼントだったがそれ以降は廃止。 イベント14(ジューシー)デイズABCラジオで6月と12月、それぞれ2週間ずつ行われるお祭り。この番組では期間中にお便りを紹介された人全員に講談社グッズが、抽選で1人に講談社のマンガセットが贈られる。PlayStation 2、PlayStation Portable、ゲームボーイアドバンスSP、ニンテンドーDSが賞品のこともあった。2004年12月23日放送ではパーソナリティの直筆メッセージの入ったクリスマスカードが、その年最多投稿だったGANjiro、桑原貞雄改名のコーナーに応募したしょこたんのサインが欲しいな、今村久仁人の改名を考えたライカ田中の3人に贈られた。 公開放送1時間枠の時にたまに行われたリスナーをスタジオに呼んでの収録。抽選で選ばれた人が招待された。
関係者リスナーラジオ番組ならではの常連が多い。ピートムコミックジャー、矢口口裂け男、ピンク番長、フレッシュマン(ダスティンホフマン、ペリカン)、GANjiro、ライカ田中(メーヴェ)、門真のJBなどがおり番組を盛り上げていた。その中でも、ピートムコミックジャーは一時期ほぼ毎週のように読まれていたためレギュラーとも呼ばれたことがある。しかし放送枠が縮小すると、常連の投稿が次第に少なくなった。また初代投稿職人のピートムコミックジャーは番組最終回の最後にも投稿を行い、番組への愛を語り、その投稿の読み上げにて番組は終了した。尚、ピートムコミックジャーは桑原貞夫の兄弟とも交流があり、現在は今村クニト(構成作家名)とも交流がある。番組への貢献度の高さゆえに番組内のプレゼントのほとんどはピートムコミックジャーに贈られていた。 ゲスト2000年10月〜2005年3月基本的には3人での放送だが、たまにゲストが来ることがある。ゲストは主に講談社のマンガ家や講談社のマンガが原作のアニメの声優などであるが、ピーピングトムの同僚が来るときもある。 2005年4月〜2009年3月1本録りのため、ゲストが2週連続で出演する事が多く「声優への道」に参加することも多い。また、講談社作品の「もう、しませんから。」(2巻 ISBN 4-06-363602-X、4巻 ISBN 4-06-363766-2)と「ぱすてる」(13巻 ISBN 4-06-363640-2)では収録模様がマンガ化されている。ちなみに『今村久仁人の「ここを読め!」』の100冊目の記念として呼ばれたゲストが、「もやしもん」の作者の石川雅之[1]である。 2009年4月〜基本的にピーピングトムと同じ事務所の芸人がセット。ピン芸人でなくても1人で来ることがある(18KINの今泉、EE男の山口などがその例)。ちなみに最多出演者は、安井順平で8回(アクシャン時代を含め、かつ1本撮りを2回出演とした場合)。 ゲスト一覧(初回登場順)2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年
2009年
2010年
2011年裏方ディレクターの湯目博史(ゆのめっち)、作家の東郷正永(チャマ)、ホームページ用の写真撮影をしている橋本雄一、永遠の不思議少女小柳さんなどがいる。 番組ホームページ番組の当初から開設されている。 プロフィールパーソナリティのプロフィール。 スタジオ写真収録の様子を撮影した写真。 あなたのお便り普通のお便り、宿題のコーナーへのメール欄。 書店リスト過去のコーナーものまね、望月理恵の深夜の告白、福千明の深夜の食卓のバックナンバー。現在は閉鎖されている。 掲示板BBS。2009年3月いっぱいで閉鎖した。 トップページトップページに戻る。 ラジオホームページABCラジオのホームページ。 補足
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脚注外部リンク
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