バーニングパブリッシャーズ
株式会社バーニングパブリッシャーズは、日本の音楽出版社である。 概要一般的にはバーニングプロダクションの子会社とみなされているが、筆頭株主はバーニングプロではなくバーニングプロの社長を務める周防郁雄であり、厳密には関連会社である[1]。 バーニングプロや、50社とも60社とも言われているバーニングプロ傘下のプロダクションに所属するアーティストの楽曲のみならず、それ以外のアーティストの楽曲の音楽出版権も数多く保有しており、音楽出版権ビジネスを日本に定着させた企業として知られている。 音楽出版業のほか、中山美穂をはじめとする系列傘下アーティストの作品の原盤制作、芸能マネジメント、インディーズレーベルの運営も手掛けている。 音楽出版事業バーニングプロダクション系列であったT&C ミュージック当時所属のピンクレディーらタレント歌手の音楽出版権利を持っていて 1995年から2000年まで小室哲哉の音楽活動をサポートしたため、Kiss Destination、globe、華原朋美、鈴木あみ、未来玲可、dos、tohkoなど小室プロデュース作品の多くの権利を持つ。ただし安室奈美恵に関してはバーニング経由の仕事ではないため権利を持っていない。 また、1990年代後半以降、エイベックスとの交流を深めたため、浜崎あゆみを筆頭にEvery Little Thing、Do As Infinity、AAA、東方神起など同社がマネジメントを務める一部アーティストの楽曲も保有している。 このほか、バーニングがアミューズにサザンオールスターズを出資デビューしたため「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」など初期の作品を同社が未だに保有しており[2]、藤あや子、長山洋子ら自前の歌手を抱える演歌界にいたっても天童よしみや大月みやこなど他系列の歌手の楽曲の膨大な音楽出版権を保有している。GLAYの数多くの曲の権利も長い間保有していたが、こちらは2006年に本人サイドへ正式に譲渡されている。 傾向としていわゆる『バーニング系』とされるタレントが主演するドラマ主題歌やCMソングの出版権を掌握している。日本音楽著作権協会(JASRAC)が提供している検索サービスで確認できるだけで、管理楽曲は8100曲を超えている。 権利を保有する楽曲
そのほかにも、島谷ひとみ、高田みづえ、南沙織らの楽曲の権利を多く有している。 権利を保有する楽曲 (外部事務所所属者)
このほかにも、青山テルマ、新垣結衣、井上昌己、石野真子、石田ひかり、五木ひろし、岩井小百合、宇都美慶子、大貫妙子、風見慎吾、加藤ミリヤ、柏原芳恵、川中美幸、CLIFF EDGE、Shela、下川みくに、田中ロウマ、day after tomorrow、DJ YUTAKA、童子-T、野口五郎、BIGBANG、Favorite Blue、細川たかし、宮沢りえ、MINMI、m.o.v.e、melody.らの楽曲の権利を有する。 管理楽曲の積極的な活用バーニングパブリッシャーズは同社が管理する楽曲をアーティストにカバーさせるなどして積極的に活用している。
自社レーベルBP RECORDS
Rosso RECORDS 関連会社脚注
関連項目
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