バブルガム・ブラザーズ
バブルガム・ブラザーズ(DA BUBBLEGUM BROTHERS)は、1983年にブラザー・トム(Bro.TOM)とブラザー・コーン(Bro.KORN)で結成された音楽デュオ。略称BGB。シングル『WON'T BE LONG』のヒットで知られる。 来歴・人物小柳トム(Bro.TOM)と近藤伸明(Bro.KORN)の両者はそれぞれピン芸人で、飲み友達だった事から、ブルース・ブラザーズ(ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド)に強い影響を受け、ブラックミュージックとコメディをMIXしたショーバンドを結成。 1983年、新宿ルイードなどライブハウスで活動を始める。「バブルガム」はアメリカのスラングで「子供っぽい」という意味がある。メジャー・デビュー前、初期は「和製ブルース・ブラザーズ」というノリで、ブラックミュージックを前面に打ち出して黒いスーツに黒い帽子、サングラスという揃いの衣装で歌い、放送プロデューサーの木崎徹がMCとしてステージに立っていた[4]。映画『ブルース・ブラザース』のTV放送時には日本語吹き替えを担当した。 1985年、EPIC・ソニーよりシングル『忘れじのエヴリナイト』でデビュー。1987年に同じEPIC・ソニーのアーティストである大沢誉志幸プロデュースのジョイントライブ「赤坂グラマラスナイト」、翌1988年に大沢プロデュースのクリスマス・アルバム『Dance To Christmas』に参加[注釈 1]。 1991年発売のシングル『Beautiful People』からグループ名の英語表記を定冠詞「THE」(ザ)から黒人英語の「DA」(ダ)に変え、コーンのスペルを2008年「KORN」から「KONE」に変更した。 1991年に、前年リリースのシングル『WON'T BE LONG』がカラオケで流行し、ミリオンセラーの大ヒットとなる(累計枚数170万枚[5])。同年12月31日放送の『第42回NHK紅白歌合戦』に初出場。NHKとの選曲の縺れから出演辞退となったHOUND DOGの代役として出演、歌唱後「THANKS TO HOUND DOG」と叫んだ[6]。代役出演のオファーは、紅白の生放送6日前に仕事で行っていたニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンの前のホテルで知らされ、ニューヨークで残っていた仕事は次の年に持ち越すことにして一旦東京へ戻ったという[7]。 活動休止~再開1996年以降ソロ活動が多くなり[注釈 2]、1997年8月1日リリースシングル『白い砂の少女』を最後に活動休止状態(2004年6月にライブを行った)となっていた。 2008年12月3日発売のシングル『Daddy's Party Night 〜懲りないオヤジの応援歌〜』で本格的に活動再開し、音楽番組にも出演した。その際、活動休止の理由が不仲によるものであったと語っている。再始動のきっかけは偶然、町でバッタリ会ったときに会話が弾んだことであった。「お互い病気を乗り越えた(トムは心筋梗塞、コーンは腎疾患)記念に、もう一度やろうか」と語った。2009年の「MORNIN'…」以降は目立った活動がなかったが、2018年より活動再開した。 2025年8月、デビュー40周年を迎えるにあたり、約16年ぶりとなるニューアルバムのリリースがソニーミュージックより決定[8]。 Bro.KORN、Bro.TOMともに70歳を迎えるが、まだまだ精力的に活動している。 ディスコグラフィシングル
アルバムオリジナル・アルバム
ベスト・アルバム
主な出演テレビ番組
NHK紅白歌合戦出場歴
ラジオ
CM脚注注釈出典
外部リンク
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