ナコーンサワン駅
ナコーンサワン駅(ナコーンサワンえき、タイ語:สถานีรถไฟนครสวรรค์)は、タイ王国北部ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。 概要ナコーンサワン駅はタイ王国北部ナコーンサワン県の県庁所在地で、人口約24万人が暮らすムアンナコーンサワン郡にある。駅の正面側(西側)が、市街地であるが、小さな町並みである。県庁などのビルが立ち並ぶ市街地は当駅より7kmほど北西方向にある。クルンテープ駅より245.78kmであり、特急列車利用で3時間10分程度である。一等駅であり、全列車が停車する駅でもある。1日に32本(16往復)の列車が発着しその内訳は、特急5往復、急行1往復、快速5往復、普通5往復であり、内普通列車2往復は当駅が始発、終着である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。 歴史1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[1]。1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成した。この頃北本線をチエンマイまで整備する事なり、少しずつ延伸開業の後1905年10月31日に当駅の隣のパークナムポー駅まで完成し、これに伴い当駅も開業した。当時の駅名はノーンプリング駅であった。当駅開業の約16年後の1922年1月1日に、チエンマイ駅までの全通完成を見た[2]。1956年1月19日に駅名が現在のナコーンサワン駅に改称された[3]。
駅構造単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。 駅周辺
蒸気機関車当駅駅前に、退役した蒸気機関車171号機(1915年N.B.L.Co.Hyde.Park製、製造番号21140[4])が静態保存されている[3]。 脚注
参考文献
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