トヨタ自動車ヴァルキューレ
トヨタ自動車ヴァルキューレ(トヨタじどうしゃ ヴァルキューレ)は、愛知県豊田市を本拠地とする、トヨタ自動車の女子バレーボールのチームである。2018-19シーズンまで、V.LEAGUE Division2に所属していた。現チーム名はトヨタ自動車サンピエナ。 歴史1950年にトヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車)社内にて9人制バレーボールチームとして発足[1]。1968年に6人制に移行した[1]。 1978年の全日本都市対抗に初出場を果たし[2]、翌年の同大会に連続出場を果たす[3]。1983年に地域リーグ(西部リーグ)へ昇格したが[4]、1年で降格。その後1994年の第14回地域リーグに再昇格した。地域リーグではなかなか下位を抜け出せないまま20年ほど経つ。2003年の第23回地域リーグで1次リーグで4位に入り初めてのプレーオフ進出を果たす。2005年にはプレーオフで初の準優勝を果たし、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)出場決定入替戦に進出した。入替戦では柏エンゼルクロスに敗れ、V1リーグ昇格はならなかった。 2013年、第3回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会で準優勝を果たした[5]。同年10月のVリーグ理事会で「トヨタ自動車ヴァルキューレ」としてVリーグ準加盟が承認された[1]。チーム愛称の「ヴァルキューレ」は、北欧神話に登場する半神たち「ヴァルキューレ」(ドイツ語: Walküre)に由来する。 2014年6月、Vリーグ機構は2014/15シーズンからのVチャレンジリーグ加入を発表した。同年9月の社員総会において正式決定した[6][7]。 初参戦となった2014/15のチャレンジリーグでは最下位となり、リーグ再編に伴いチャレンジリーグIIに組み込まれたが、2015/16シーズンで優勝を果たした[8]。 VチャレンジリーグII2016/17シーズンで、二度目の優勝を果たし、V・チャレンジリーグ入替戦に進出。柏エンゼルクロスと1勝1敗となったが得点率の差でかわしてVチャレンジリーグIへの復帰資格を得た[9]。 昇格した2017/18シーズンのVチャレンジリーグIでは、主力選手の佐藤優花がベストスコアラーになるなど健闘を見せた。最終的には5勝13敗となり6位となった[10]。 2018-19V.LEAGUE DIVISION2は3勝15敗で9位となった[11]。2019年2月28日付でVリーグ機構へ退社を申請。同年3月20日に開催された理事会で受理され、2019年6月30日をもってVリーグ機構を退社することが決定。今後もチーム活動を継続し、日本バレーボール協会が主催する大会に参戦することも併せて発表された[12]。2019年4月22日より当面の間公式サイトを閉鎖[13]。 2020年8月、チーム名を「トヨタ自動車サンピエナ」に改称。再度Vリーグを目指す[14]。 成績主な成績
年度別成績
選手・スタッフ選手
スタッフ
関連項目
脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia