タマノブリュネット

タマノブリュネット
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欧字表記	Tamano Brunette[1]
品種	サラブレッド[1]
性別	牝[1]
毛色	栗毛[1]
生誕	2012年3月22日[1]
抹消日	2017年5月4日（JRA）[2] 2019年4月1日（NAR）[3]
父	ディープスカイ[1]
母	カフェピノコ[1]
母の父	ジェイドロバリー[1]
生国	日本（北海道浦河町）[1]
生産者	三嶋牧場[1]
馬主	玉腰勇吉[1]
調教師	高柳瑞樹（美浦） →藤田輝信（大井）[1]
競走成績
生涯成績	22戦5勝[1] 中央：14戦3勝 地方：8戦2勝
獲得賞金	1億28万2000円[1] 中央：4993万2000円 地方：5035万円
勝ち鞍 JpnII レディスプレリュード 2016年

タマノブリュネット（欧字名:Tamano Brunette、2012年3月22日 - 不明 ）は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2010年のレディスプレリュード。

馬名の意味は、冠名＋濃い栗毛（仏）[2]。

経歴

2014年12月28日、中山競馬場2Rの2歳新馬戦でデビューし、2着[4]。年明け1月の未勝利戦で初勝利を収めた。条件戦などで2勝を挙げた後、8月に初の重賞挑戦としてレパードステークスに出走。11番人気の低評価ながら、3着に力走した[5]。

4歳シーズンは1月のTCK女王盃より始動し、3着[6]。次走のエンプレス杯で5着に入った[7]後は条件クラスに戻り、8月の麒麟山特別でシーズン初勝利を収めた[8]。9月のレディスプレリュードは直線外から馬群を抜け出し、重賞初優勝を飾った[9]。JpnI初挑戦のJBCレディスクラシックは後方からしぶとく伸びて4着に入った[10]。

5歳シーズンは開幕から連戦連敗が続き、掲示板に入れたのもTCK女王盃（5着）のみに終る[11]。5月にはJRAの登録を抹消し、地方競馬に移籍[2]。8月のスパーキングサマーカップで出走取消になった後はレースに出走することなく、7歳となった2019年の4月1日付で地方競馬からも登録を抹消され、引退した[3]。その後の動向は不明。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[12]およびJBISサーチ[13]、地方競馬全国協会[3]に基づく。

競走日	競馬場	競走名	格	距離（馬場）	頭 数	枠 番	馬 番	オッズ （人気）	着順	タイム （上り3F）	着差	騎手	斤量 [kg]	1着馬（2着馬）	馬体重 [kg]
2014.12.28	中山	2歳新馬		ダ1800m（良）	16	2	3	016.70（5人）	02着	R1:58.0（37.9）	-0.1	0西村太一	54	モンドアルジェンテ	470
2015.01.17	中山	2歳未勝利		ダ1800m（重）	16	2	7	004.00（3人）	01着	R1:56.0（37.9）	-0.4	0後藤浩輝	54	（タマモボレロ）	466
0000.02.28	中山	3歳500万下		芝1800m（良）	16	5	10	012.50（6人）	08着	R1:50.3（35.2）	-0.6	0三浦皇成	54	スマイルミーティア	466
0000.03.21	中山	3歳500万下		ダ1800m（稍）	13	5	6	006.60（3人）	01着	R1:53.8（37.4）	-0.3	0田辺裕信	54	（ルールソヴァール）	460
0000.05.17	東京	青竜S	OP	ダ1600m（良）	12	5	6	027.5（10人）	07着	R1:37.6（36.1）	-1.2	0M.デムーロ	54	ノンコノユメ	464
0000.06.09	川崎	スパーキングNCha	A2B1	ダ1600m（不）	14	7	11	003.00（1人）	01着	R1:42.9（39.7）	-0.3	0赤岡修次	52	（ノーキディング）	466
0000.08.09	新潟	レパードS	GIII	ダ1800m（良）	15	7	13	075.7（11人）	03着	R1:52.3（36.9）	-0.4	0田辺裕信	54	クロスクリーガー	476
0000.09.19	阪神	オークランドRCT	1600万下	ダ1800m（良）	11	6	7	003.40（1人）	05着	R1:53.0（37.6）	-1.0	0岩田康誠	52	アウォーディー	470
0000.12.12	中山	北総S	1600万下	ダ1800m（重）	12	5	6	005.90（3人）	08着	R1:51.8（37.9）	-1.0	0蛯名正義	54	バンズーム	470
2016.01.13	大井	TCK女王盃	JpnIII	ダ1800m（良）	11	7	9	008.10（3人）	03着	R1:54.5（37.4）	-0.7	0戸崎圭太	54	ホワイトフーガ	467
0000.03.02	川崎	エンプレス杯	JpnII	ダ2100m（良）	10	8	9	011.00（4人）	05着	02:19.3（38.1）	-1.2	0田辺裕信	55	アムールブリエ	473
0000.03.26	阪神	甲南S	1600万下	ダ2000m（良）	16	4	8	008.50（5人）	08着	02:04.9（37.3）	-1.3	0戸崎圭太	53	メイショウイチオシ	466
0000.07.02	福島	猪苗代特別	1000万下	ダ1700m（良）	15	2	3	004.80（2人）	03着	01:45.2（37.3）	-0.9	0戸崎圭太	55	アルタイル	486
0000.07.24	福島	横手特別	1000万下	ダ1700m（良）	15	4	7	005.10（3人）	03着	R1:45.9（37.2）	-0.1	0内田博幸	55	ベルウッドケルン	486
0000.08.14	新潟	麒麟山特別	1000万下	ダ1800m（良）	15	3	5	011.10（4人）	01着	01:52.0（37.5）	-0.0	0C.ルメール	55	（ルールソヴァール）	488
0000.09.19	大井	Lプレリュード	JpnII	ダ1800m（重）	14	3	3	012.40（4人）	01着	01:54.7（39.2）	-0.3	0田辺裕信	55	（トーコーヴィーナス）	483
0000.11.03	川崎	JBCLクラシック	JpnI	ダ1600m（重）	13	7	12	008.10（5人）	04着	R1:42.5（40.1）	-1.2	0田辺裕信	55	ホワイトフーガ	479
2017.01.07	中山	ポルックスS	OP	ダ1800m（良）	14	7	12	025.90（9人）	09着	01:54.0（38.2）	-1.1	0田辺裕信	55	ドリームキラリ	484
0000.01.25	大井	TCK女王盃	JpnIII	ダ1800m（良）	12	8	12	006.50（3人）	05着	R1:55.3（39.9）	-1.2	0真島大輔	55	ワンミリオンス	483
0000.03.01	川崎	エンプレス杯	JpnII	ダ2100m（良）	13	2	2	006.20（2人）	06着	R2:18.2（38.8）	-1.2	0C.ルメール	56	ワンミリオンス	483
0000.04.22	福島	福島牝馬S	GIII	芝1800m（良）	16	8	16	085.5（14人）	13着	R1:48.3（37.3）	-1.5	0丸山元気	54	ウキヨノカゼ	474
0000.07.06	川崎	スパーキングLC	JpnIII	ダ1600m（稍）	12	3	3	035.00（7人）	07着	R1:44.2（40.7）	-2.6	0吉原寛人	57	アンジュデジール	506
0000.08.23	川崎	スパーキングSC	SIII	ダ1600m（良）	12	5	8			出走取消		0矢野貴之	55	ケイアイレオーネ	計不

血統表

タマノブリュネットの血統			（血統表の出典）[§ 1]
父系	サンデーサイレンス系			[§ 2]
父 ディープスカイ 2005 栗毛	父の父 アグネスタキオン 1998 栗毛	*サンデーサイレンス	Halo
			Wishing Well
		アグネスフローラ	*ロイヤルスキー
			アグネスレディー
	父の母 *アビ 1995 栗毛	Chief's Crown	Danzig
			Six Crowns
		Carmelized	Key to the Mint
			Carmelize
母 カフェピノコ 2000 栗毛	母の父 *ジェイドロバリー 1987 黒鹿毛	Mr. Prospector	Raise a Native
			Gold Digger
		Number	Nijinsky
			Special
	母の母 *ピノシェット 1995 栗毛	Storm Cat	Storm Bird
			Terlingua
		*ピンクタートル	Blushing Groom
			Turtle Cove
母系(F-No.)	ピノシェット(USA)系(FN:1-l)			[§ 3]
5代内の近親交配	Northern Dancer：S5×M5×M5、Secretariat：S5×M5			[§ 4]
出典	[14] [15] [14] [14]

• 甥にテーオーケインズ。
• 祖母ピノシェットの半妹にレディパステル、その孫にマテンロウオリオン。

脚注

1. ^ “タマノブリュネット”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年2月14日閲覧。
2. ^ “タマノブリュネット｜競走馬情報”. 日本中央競馬会. 2025年2月13日閲覧。
3. ^ “タマノブリュネット”. 地方競馬全国協会. 2025年2月14日閲覧。
4. “モンドアルジェンテがゴール前で差し切り勝ち/中山新馬”. netkeiba.com (2014年12月28日). 2025年2月15日閲覧。
5. “クロスクリーガーが完勝、岩田「もっと大きいところを獲れる」/レパードS”. netkeiba.com (2015年8月10日). 2025年2月15日閲覧。
6. “女王ホワイトフーガが圧倒的人気に応えV/TCK女王盃・大井”. netkeiba.com (2016年1月13日). 2025年2月15日閲覧。
7. “【エンプレス杯】アムールブリエが連覇”. netkeiba.com (2016年3月2日). 2025年2月15日閲覧。
8. “【麒麟山特別】(新潟)～タマノブリュネットが追い比べを制し4勝目”. netkeiba.com (2016年8月14日). 2025年2月15日閲覧。
9. “【レディスプレリュード(大井)】～タマノブリュネットが中団から抜け出して重賞初制覇”. netkeiba.com (2016年9月19日). 2025年2月15日閲覧。
10. “【JBCレディスクラシック】(川崎)～ホワイトフーガ堂々抜け出し連覇達成”. netkeiba.com (2016年11月3日). 2025年2月15日閲覧。
11. “【TCK女王杯】(大井)～ワンミリオンスが3連勝で重賞初制覇”. netkeiba.com (2017年1月25日). 2025年2月15日閲覧。
12. “タマノブリュネットの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2025年2月14日閲覧。
13. “タマノブリュネット 競走成績”. JBISサーチ. 2025年2月14日閲覧。
14. ^ “血統情報：5代血統表｜タマノブリュネット｜JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年2月14日閲覧。
15. “タマノブリュネットの血統表｜競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

• 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ