セルゲイ・アレクサンドロヴィチ・モズゴフ(ロシア語: Сергей Александрович Мозгов[1]、1995年3月10日 - )は、ロシアの男性元フィギュアスケート(アイスダンス}選手。パートナーはベティナ・ポポワ、アンナ・ヤノフスカヤ、タチヤナ・バトゥリンツェワ、エフゲーニヤ・コスイギナ。
2015年世界ジュニア選手権。2012年インスブルックユースオリンピック金メダリスト。2013年、2014年ジュニアグランプリファイナル優勝。
経歴
1995年、モスクワにて生まれる。4歳の時にスケートを始めた[2]。
2008年にエフゲーニヤ・コスイギナとペアを組み、ロシア選手権やNRW杯等のジュニアクラスに出場。翌シーズンにはジュニアグランプリにも参戦した。
2010-2011シーズンは新たにタチヤナ・バトゥリンツェワをパートナーに、パベルロマンメモリアルやNRW杯、ババリアンオープンのジュニアクラスで表彰台に上った。
2011-2012シーズン、パートナーをアンナ・ヤノフスカヤに変更し、ジュニアグランプリシリーズに参戦。バルティック杯3位、タリン杯1位で進出したジュニアグランプリファイナルでは2位となった。さらにインスブルックユースオリンピックに派遣され、金メダルを獲得。しかし、ロシアジュニア選手権では4位に終わった。世界ジュニア選手権ではFDで自身の衣装がほつれ、安全のためプログラムを中断されるというアクシデントがあり、SD3位につけながら表彰台は逃した。
2012-2013シーズンはジュニアグランプリシリーズは2戦ともに2位、ジュニアグランプリファイナルでは4位だった。ロシアジュニア選手権では3位に入るも、欠場したアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組が世界ジュニア選手権の代表になり、出場はできなかった。
2013-2014シーズンはジュニアグランプリシリーズで連続優勝。ジュニアグランプリファイナルは初優勝した。ロシアジュニア選手権はシニアクラスから戻ってきたステパノワ/ブキン組に敗れた。世界ジュニア選手権はステパノワ/ブキン組が病気で欠場したが、ファイナルで10点以上の差をつけて勝利したケイトリン・ホワイエク/ジャン=リュック・ベイカー組に敗れ、2位に終わった。
2014-2015シーズンもジュニアグランプリシリーズ、ファイナルと3戦全勝。ロシアジュニア選手権、世界ジュニア選手権も初優勝し、シーズン全勝を果たした。
2016年4月、ヤノフスカヤとのカップルを解消し、ベティナ・ポポワとのカップルを新たに結成した[3][4]。
2020年2月14日、自身のInstagramで競技引退を発表した。将来はコーチになることを希望している[5]。
主な戦績
詳細
2010-2011 シーズン
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開催日
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大会名
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SD
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FD
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結果
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2011年2月10日 - 13日
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2011年ババリアンオープン ジュニアクラス(オーベルストドルフ)
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1 50.26
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2 69.87
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2 120.13
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2011年2月2日 - 4日
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ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(カザン)
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7 48.55
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11 65.44
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9 113.99
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2010年11月19日 - 21日
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2010年パベルロマンメモリアル ジュニアクラス(オロモウツ)
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3 53.06
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4 73.87
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3 126.93
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2010年11月5日 - 7日
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2010NRW杯 ジュニアクラス(ドルトムント)
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1 54.28
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3 69.27
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2 123.55
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2009-2010 シーズン
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開催日
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大会名
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CD |
OD |
FD
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結果
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2010年2月3日-6日
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ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク)
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14 26.03
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13 41.52
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11 68.85
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12 136.40
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2009年8月27日-29日
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ISUジュニアグランプリ ブダペスト(ブダペスト)
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7 27.47
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5 45.35
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7 66.11
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5 138.93
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2008-2009 シーズン
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開催日
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大会名
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CD |
OD |
FD
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結果
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2009年1月28日-31日
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ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク)
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11 24.53
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12 40.27
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11 64.53
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11 129.33
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2008年10月31日-11月2日
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2008年NRW杯 ジュニアクラス (ドルトムント)
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5 26.38
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5 39.66
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4 65.90
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5 131.94
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プログラム使用曲
脚注
参考文献
外部リンク