エミリー・サミュエルソン
エミリー・サミュエルソン(英語: Emily Samuelson, 1990年5月14日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州出身の女性元フィギュアスケート(アイスダンス)選手。元パートナーのエヴァン・ベイツとともに、2010年バンクーバーオリンピックアメリカ代表、2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。 経歴ミシガン州のサウスフィールドに生まれ5歳でスケートを始めた。2000年にエヴァン・ベイツとカップルを結成。2004-2005シーズンの全米選手権ノービスクラスで優勝し、翌2005-2006シーズンよりジュニアに移行してISUジュニアグランプリに参戦を果たした。 2006-2007シーズン、JGPメキシコ杯とJGP台湾杯で連続優勝を果たし、初進出のJGPファイナルでは2位となった。2007年全米選手権ではジュニアクラスで優勝を果たし、メダルが期待された世界ジュニア選手権は途中棄権に終わった。 2007-2008シーズン、地元開催のJGPレークプラシッドとJGPウィーン杯で優勝し、2度目の進出となったJGPファイナルでは2年連続の2位となった。2008年全米選手権にはシニアクラスで出場し4位。3シーズン連続の出場となった世界ジュニア選手権で優勝を果たした。 2008-2009シーズン、シニアクラスへ完全移行し、スケートアメリカで4位、NHK杯で3位となりシニアのグランプリシリーズで初めて表彰台に上った。2009年全米選手権では2位となり、初めてのシニアのISUチャンピオンシップとなった四大陸選手権では3位、世界選手権では地元アメリカの観客からスタンディングオベーションをうける素晴らしい演技を披露し11位となった。 2009-2010シーズンはグランプリシリーズの3大会に出場、うちNHK杯では3位。全米選手権でも3位となりオリンピック代表の座を獲得し、バンクーバーオリンピックに出場、11位となった。その後シュピルバンドとズエワの元に移籍した[1]。 2010-2011シーズンは、リフトの練習中にサミュエルソンのブレードがベイツのアキレス腱を切ってしまったため、ベイツは手術を行った。ケガの回復には6ヶ月を要するため、グランプリシリーズの出場を取り止めた[2]。その後も競技活動を休止、シーズン終了間際にベイツとのパートナー解消を発表した[3][4]。 2011-2012シーズンはトッド・ギレスとパートナーを組み[5]、以前のコーチの元で競技活動を再開[6]、中国杯に出場したが8位という結果に終わった[7]。シーズン終了後、ギレスとのパートナー解消を発表した[8]。新しいパートナーを探していたが、アマチュア競技には戻らず、プロスケーターとして活躍。 引退後は、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチでファイナンシャルアドバイザーの職に就いた[9]。 主な戦績
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プログラム使用曲
脚注
参考文献外部リンク
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