ク17 (航空機)

ク17は、大日本帝国陸軍が計画した滑空機軍用グライダー)。開発は日本小型飛行機が行った。日本小型での社内名称は「K-17」[1][2]

概要

太平洋戦争末期、南方から日本本土までの[1]燃料の輸送を目的として計画された機体[1][2]。胴体は細長い水滴型をしており、降着装置は前輪式のものを用いる。直線テーパーの主翼は肩翼式に配置されている。尾翼は水平尾翼のみ[3]。設計のみで計画は中止された[1][2]

脚注

  1. ^ a b c d 秋本実 2008, p. 122.
  2. ^ a b c 藤原洋 & 藤田俊夫 2008, p. 5.
  3. ^ 秋本実 2008, p. 122,123.

参考文献

  • 秋本実『日本陸軍試作機大鑑』酣燈社、2008年、122,123頁。ISBN 978-4-87357-233-8 
  • 藤原洋藤田俊夫『男爵の愛した翼たち(上)』日本航空協会、2008年、5頁。ISBN 978-4-89522-066-8