カストリア県
カストリア県(カストリアけん、Περιφερειακή ενότητα Καστοριάς)は、ギリシャ共和国の西マケドニア地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はカストリア(Καστοριά / Kastoriá)。 地理位置・広がりカストリア県はマケドニア地方の西部であり、ギリシャの北部に位置する。また、フロリナ県、グレヴェナ県、コザニ県、ヨアニナ県とそれぞれ接している。また、県の西端はアルバニアのコルチャ県の国境で接している。 地勢・気候カストリア県は山がちな地形で、大陸性気候で冬は寒冷で、夏は暑い。また、県の南西部にはグラモス山脈やヴィオ山脈が、県の北東部にはヴェルノ山脈がそれぞれ走っている。 住民カストリア県の住民の大部分は、ポントス系ギリシャ人起源である。彼らの祖先は、1923年のローザンヌ条約が承認された後にギリシャに移住してきた人々なのである。 行政区画市(ディモス)カストリア県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。面積の単位はkm²、人口は2001年国勢調査時点。
旧自治体(ディモティキ・エノティタ)カリクラティス改革(2011年1月施行)以前の広域自治体(ノモス)としてのカストリア県(Νομός Καστοριάς)は、以下の基礎自治体(ディモス)から構成されていた。改革後、旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。 下表の番号は右図と対応している。「旧自治体」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。
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