FIFAクラブワールドカップ2020(英: FIFA Club World Cup 2020)は、2021年2月4日から2月11日にかけて、カタールで開催された17回目のFIFAクラブワールドカップである。2019年6月にパリで行われたFIFA評議会で、2019年と2020年大会を従来の形式で開催することが決定した[2]。しかし新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の再拡大やAFCチャンピオンズリーグ2020・コパ・リベルタドーレス2020の遅れなどから2021年2月に延期となった[3][4]。
概要
FIFAは2021年からコンフェデレーションズカップを廃止し、クラブワールドカップを4年ごとの開催、24チームが参加することを賛成多数で承認した[5][6]。
2019年6月のFIFA評議会(パリ)において、2019年・2020年のクラブワールドカップは従来の形式で実施すると発表した。開催地はカタールで、2022 FIFAワールドカップのテストイベントを兼ねて行う[2]。
しかし、日本サッカー協会の会長・田嶋幸三は2020年9月15日、オンラインという形で会見を行い、非公式としながら「僕自身は聞いている。(クラブW杯は)今年はないよ、と」述べ[7]、さらに、2020年9月18日に、FIFA・国際サッカー連盟のインファンティノ会長はオンラインという形で行われたFIFA総会後の記者会見において、各大陸のサッカーのチャンピオンズリーグなどの日程の遅れで各大陸のクラブの代表が年内に出そろわないため、2021年の早い時期に延期されるということを明らかにした[8]。
出場クラブ
オークランド・シティは新型コロナウイルスの影響により、ニュージーランド当局が求める検疫措置を踏まえ出場を辞退した[9]。このため、プレーオフは3-0でアル・ドゥハイルが勝利した扱いとなった。
結果
トーナメント表
プレーオフ (開幕戦)
準々決勝
5位決定戦
準決勝
3位決定戦
決勝
優勝クラブ
順位
- PK戦で決着がついた試合は記録上引き分けとなる
- アル・ドゥハイルが没収試合で勝利したことによる3得点は含めない
得点ランキング
表彰
注記
- ^ a b 当初、決勝のVARにはニコラス・ガジョ(コロンビア)が、アシスタントVARにはフリオ・バスクニャン(チリ)が指名されていた[13]。その後、バスクニャンがガジョと交代してVARとなり、カミス・アル・マリ(カタール)がVARアシスタントに指名されている[12]。
- ^ 各チームの選手交代の機会は3回まで、延長に入った場合は4回までとする。但し、ハーフタイムと延長戦開始時、延長戦のハーフタイムを除く。
脚注
外部リンク