ハビエル・アキーノ
ハビエル・イグナシオ・アキーノ・カルモナ(スペイン語: Javier Ignacio Aquino Carmona, 1990年2月11日 - )は、メキシコ・オアハカ州オアハカ出身のプロサッカー選手である。アキノは現在リーガMXのUANLティグレスに所属している。ポジションはMF。アキーノはサッカーメキシコ代表に選出されてコパ・アメリカ2011に出場したほか、FIFAコンフェデレーションズカップ2013のメンバーにも選出されている。 来歴ユースアキーノはオアハカで生まれた。彼は若くしてボールを扱う技術に長けており、クルス・アスルのユースチームでプレーを始めた。アキーノはメキシコ3部リーグに所属するクルス・アスルの下部チームでプレーし、ここでドリブル、スピード、パスの正確さなどで優れたパフォーマンスを見せたためクルス・アスルのリザーブチームに昇格することとなった。数年間リザーブチームでプレーした後、2010-11シーズンに他のユース出身選手とともにトップチームへと昇格することとなった。 クルス・アスル2010年7月23日、2010-11シーズンの前期にエンリケ・メサ監督のもと、エストゥディアンテス・テコス戦でアキーノは国内リーグデビューを果たした。この試合ではアレハンドロ・ベラに代わって57分から出場、チームは3-0で勝利した[3]。アキーノは2010年10月24日にエスタディオ・モレロスで行われたプリメーラ・ディビシオン第13節のモナルカス・モレリア戦で初ゴールを決め、1-1の引き分けに貢献した[4]。彼はクルス・アスルに在籍した2年間を超える期間の中で次第にチーム内での地位を固め、先発メンバーに右ウインガーとして名前を連ねるようになっていった。クルス・アスルでは90試合以上に出場、7得点を挙げた[5]。 ビジャレアル2013年1月28日、アキーノがスペインのクラブビジャレアルCFに移籍することが発表された[6][7][8]。アキーノはエルクレスCF戦においてモイ・ゴメスと交代で67分から出場、リーグデビューを果たした[9]。 UANLティグレス2015年6月、リーガMXのUANLティグレスに移籍することが発表された。 代表U-23代表アキーノはルイス・フェルナンド・テナ監督に招集されて2011年パンアメリカン競技大会全6試合に出場し、決勝戦でアルゼンチンを下して金メダルを獲得した。また、2012年7月5日に行われたクルブ・レオンとの親善試合で代表初ゴールを挙げて1-1の引分に貢献した。その後、アキーノはU-23メキシコ代表としてロンドンオリンピックに出場、金メダルを獲得した。 A代表2011年7月4日、アキーノはコパ・アメリカ2011のチリ戦においてメキシコ代表にデビューし、グループリーグ3試合に出場した。 コパ・アメリカ2011に参加するメキシコ代表が5人のオーバーエイジ選手を含む22歳以下の選手でチームを構成すると決定(FIFAはこのチームをA代表として認めた)したため、年齢制限のない選考によってアキーノがA代表にデビューしたのは2011年11月11日に行われたセルビアとの試合においてであり、86分からアキーノがアンドレス・グアルダードに代わって出場したこの試合は2-0でメキシコが勝利した[10]。 次に代表として試合に出場したのは2012年1月25日に行われた親善試合のベネズエラ戦であり、この試合で彼はメキシコの攻撃に創造性を与えることに貢献した。アキーノは1-1のスコアであった56分から途中出場すると、メキシコのチャンスを作り出す役割を果たして3-1の勝利に貢献した[11]。 個人成績クラブ2016年1月18日時点
代表歴出場大会試合数
得点
タイトル代表
クラブ
カンペオン・デ・カンペオーネス (2): 2016, 2017 注釈1コパMXを含む。 2CONCACAFチャンピオンズリーグ、コパ・リベルタドーレスを含む。 脚注
外部リンク
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