セルジュ・ニャブリ
セルジュ・ニャブリ(Serge Gnabry [sɛrʃ ˈgnabri][4], 1995年7月14日 - )は、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト出身のサッカー選手。ブンデスリーガ・FCバイエルン・ミュンヘン所属。ポジションはFW(Striker, CF, WG)[2][3]。名前は「ニャブリ」の他に「ナブリー」「グナブリー」とも表記される。ドイツ語は「グナーブリ」に近い。 来歴クラブコートジボワール人の父親とドイツ人の母親の間で生まれ、ドイツのVfBシュトゥットガルトの下部組織でキャリアをスタートさせた。15歳のときにアーセナルFCのトライアルに参加し、2011年夏に10万ユーロで移籍を果たした。16歳でリザーブリーグでの出場を重ねると、2012年夏にはリザーブ所属のままプロ契約を結んだ。 アーセナルではプレシーズンマッチの1.FCケルン戦でトップチームデビューを果たした。2012年9月26日、フットボールリーグカップのコヴェントリー戦でアレックス・オックスレイド=チェンバレンとの交代途中出場で公式戦デビューを果たした。2013-14シーズン、9月28日のスウォンジー戦でプロ初ゴールを決めた。これは当時のアーセナル所属選手としては、最年少ゴール記録から2番目の記録である[5]。 2015-16シーズンはウェスト・ブロムウィッチへローン移籍[6]。2016年8月31日、出場機会を求めてドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンに完全移籍した[7]。 2017年6月11日、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに移籍した[8]。契約期間は3年[8]。2017年7月15日、TSG1899ホッフェンハイムにレンタル移籍した[9]。 2018-19シーズン、バイエルンに復帰、リーグ戦ではロベルト・レヴァンドフスキに次ぐ10ゴールを決め[10]優勝に貢献した。 2019-20シーズン、チャンピオンズリーグのグループステージ第2節のトッテナム戦では一人で4ゴールを決め、7-2での勝利に貢献した。また、ラウンド16のチェルシー戦1stレグで2ゴールを決め勝利に貢献、これでかつて所属したアーセナルと同じロンドンに有るライバルクラブから合計6ゴールを奪い、同じ国のクラブとの試合のみでトータル6ゴールを奪ったチャンピオンズリーグ史上初の選手となった[11]。準決勝のリヨン戦では2ゴールを決め、チームの7年振りとなる決勝進出に貢献[12]、決勝のパリ・サンジェルマン戦ではゴールを奪うことは出来なかったが、大会トータルではレヴァンドフスキの15ゴールに次ぐ、9ゴールを決め、優勝に貢献した[13]。またDFBポカール決勝のレバークーゼン戦ではゴールを決め、優勝に貢献した[14]。 2020-21シーズンより背番号を22番からフランク・リベリーが着用していた7番に変更した[15]。シーズン開幕戦となったシャルケ戦でリーグ戦では初となるハットトリックを決めた[16]。 2022-23シーズン、リーグ第14節のブレーメン戦でハットトリックを達成した[17]。 代表ドイツ代表としてユース世代ではU-16ドイツ代表、U-17ドイツ代表でプレーした。2016年のリオデジャネイロオリンピック・ドイツ代表にも選出。大会6ゴールを決めて得点王を獲得し、ドイツ代表最優秀選手にも選ばれた[18]。 2016年11月11日、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のサンマリノ戦でA代表デビューし、ハットトリックをあげる活躍を見せた[19]。 2019年11月、UEFA EURO 2020予選の北アイルランド戦で代表2度目のハットトリックを決めた[20]。 ワールドカップ欧州予選ではイルカイ・ギュンドアンと並んでチーム最多の5ゴールを挙げて[21]、本大会出場に貢献した。本大会では最終節のコスタリカ戦で1ゴール1アシストを決めて勝利に貢献したが、得失点差で決勝トーナメント進出を逃した[22][23]。 個人成績
代表歴出場大会
試合数
得点
タイトルクラブ
代表個人
脚注
外部リンク
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