Elite Xtreme Combat
Elite Xtreme Combat(エリート・エクストリーム・コンバット、略称EliteXC)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体。SHOWTIMEとProEliteが運営していた。 キンボ・スライス、ジーナ・カラーノという人気選手を擁し、2008年には総合格闘技の大会では史上初めて、アメリカの地上波放送に進出した。 概要2006年11月13日、SHOWTIMEとProEliteによって設立。ボクシングプロモーターのゲーリー・ショーが代表に就任した[1]。 2007年2月10日、旗揚げ大会EliteXC: Destinyを開催。 2007年6月2日、Dynamite!! USA in association with ProEliteをHERO'S(FEG)と共催した。 2007年6月22日、Strikeforce: Shamrock vs. BaroniをStrikeforceと共催した。 2007年7月11日、新人選手育成大会「ShoXC」の開催を発表し、7月27日に第1回大会をKOTCとの共催で開催した。 2007年9月、イギリスのCage Rageの買収、韓国のSpirit MCへの資本投入を発表した。 2008年5月10日、日本のDREAMの記者会見で協力関係を結ぶことを発表した[2]。 2008年5月31日、「EliteXC: Primetime」がCBSでゴールデンタイムにライブ中継された。アメリカの地上波放送局でゴールデンタイムに総合格闘技の試合が放映されたのは史上初であった[3]。番組の平均視聴者数は485万人で、メインイベント中のピーク時には651万人に達した。 2008年9月24日、Afflictionとの提携を発表。EliteXC: HeatでAfflictionからの提供試合としてアンドレイ・アルロフスキー対ロイ・ネルソンの対戦が行われた。 2008年10月4日、EliteXC: Heatを開催。CBSでライブ中継され平均視聴者数456万人が視聴した。大会後メインイベントの試合でキンボ・スライスに勝利したセス・ペトルゼリが、グラウンドには持ち込まず、(キンボの得意な)スタンドで戦うようEliteXCから不正を持ちかけられたと受け取れるようなコメントをし、事態を重く見たフロリダ州ボクシング・コミッションが調査に乗り出すなど問題となる。 その後にペトルゼリが誤解を招くようなコメントだったと訂正し、フロリダ州ボクシング・コミッションからも試合に不正はなく金銭授受などもなかったと調査結果が発表されたが、この騒動の余波で、EliteXCの過半数の株式の購入を検討していたSHOWTIMEが交渉から撤退。その影響もあって、経営母体であるProEliteが50億円を超える負債を抱え2008年10月21日に破綻したため、EliteXCも活動停止となった[4][5]。 2009年2月、Strikeforceを運営するシリコンバレー・スポーツ&エンターテインメントに試合映像の権利や選手の契約保有権を含んだ資産を売却した[6]。 階級・王座
開催履歴ProElite
EliteXC
ShoXC
共催大会
試合結果EliteXC
ShoXC
脚注
外部リンク |
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