ウェンブリー・アリーナ
ウェンブリー・アリーナ(英: Wembley Arena)は、イングランド・ロンドンのウェンブリーにある世界的に有名なアリーナである。現在の名称はOVOアリーナ・ウェンブリー(英: OVO Arena, Wembley)。かつては別名でエンパイアプール(英: Empire Pool)と呼ばれていた。 概要ロンドンではO2≥アリーナ、アールズ・コート・エキシビション・センターに次ぐ3番目の規模を持つ屋内競技場(アリーナ)である。最高12500人の収容が可能となっており、主にコンサートで利用されている。 歴史1934年の大英帝国競技大会(現・コモンウェルスゲームズ)開催のために、エンパイアプールの名称で屋内プール(最高8000人収容)として建設、1978年に多目的ホールへと改修され、それに伴ってウェンブリー・アリーナに改名した[2]。 屋内でのスポーツ競技では、1980年に開催されたボクシングの世界タイトルマッチ「アラン・ミンター対マービン・ハグラー」の試合は伝説の試合となった他、イギリスのアイスホッケーリーグもここで行われていた。 プロレスでは、WWEのロウ・スマックダウンが2006年4月に開催され、過去にはPPV大会であるインサレクションが開催されたこともある。近年では毎年のハウス・ショー公演に使用されている他、WCWやTNA等の団体も海外公演の際に使用したことがある。 また、世界の著名なアーティストがコンサートを開催することでも有名である。イエス、スパイス・ガールズ、テイク・ザット、ウエストライフなどがその例で、特にウエストライフは2006年だけで23回の公演を行った。 2011年には音楽オーディション番組「Xファクターグランドファイナル」の会場にもなった。 五輪会場としても使用されており、1948年ロンドンオリンピックで競泳・飛込競技・水球競技が行われ[3]、2012年ロンドンオリンピックでは新体操とバドミントン競技が実施された[4][5]。 2013年9月に運営元のライブ・ネイションとの契約が切れたことから、AEGファシリティーズが運営権を落札[6]。その後、2014年6月にAEGファシリティーズが電力会社のSSEに命名権を販売したため、名称がSSEアリーナ・ウェンブリーへ変更となった[7]。 主な公演1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
脚注
外部リンク
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