2020年のMotoEは、FIMロードレース世界選手権の第72回大会の電動バイクのクラスで、MotoEとしては2年目のシーズンとなる。MotoE初参戦のジョルディ・トーレスが4度の表彰台を獲得するなど、全戦でトップ6フィニッシュを達成し、最終戦フランスグランプリでタイトルを獲得した。
エントリーリスト
車両は全チームがエネルジカ・エゴ・コルサ(英語版)を使用する
ライダーの変更
レギュレーションの変更
同一週末に2レースが開催される場合、Eポールでレース1のスターティンググリッドが決定され、決勝レース2のグリッドは決勝レース1の順位を基に決定されることとなった。これまでは、決勝レース1・2ともEポールの順位でスターティンググリッドが決定されていた[5]。
グランプリ
2019年9月に発表されたMotoE暫定カレンダーでは、スペイン、フランス、オランダ、オーストリア、サンマリノ(2レース)の5会場で6つのレースが行われる予定だった[6][7]。
2020年6月に新型コロナウイルスの感染拡大の影響でカレンダーが以下の通り改訂された.[8]。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、以下のラウンドがキャンセルされた。
コロナウイルスの感染拡大の影響による日程変更
シーズンカレンダーは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受け、多くのレースがキャンセルや延期となり、シーズンのスタートが全体的に遅れた。
結果とランキング
結果
ライダーズ・ランキング
- ポイントシステム
ポイントは15位まで。完走した場合にのみ与えられる。
順位
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1位
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2位
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3位
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4位
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5位
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6位
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7位
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8位
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9位
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10位
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11位
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12位
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13位
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14位
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15位
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ポイント
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25
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20
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16
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13
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11
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10
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9
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8
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7
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6
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5
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4
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3
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2
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1
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色 |
結果
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金色 |
優勝
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銀色 |
2位
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銅色 |
3位
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緑 |
ポイント圏内完走
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青灰色 |
ポイント圏外完走
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周回数不足 (NC)
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紫 |
リタイヤ (Ret)
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赤 |
予選不通過 (DNQ)
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予備予選不通過 (DNPQ)
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黒 |
失格 (DSQ)
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白 |
スタートせず (DNS)
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エントリーせず (WD)
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レースキャンセル (C)
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空欄
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欠場
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出場停止処分 (EX)
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P - ポールポジション F - ファステストラップ
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脚注
注釈
- ^ Eポールでファステストラップを記録したのはマッテオ・フェラーリだったが、前戦アンダルシアGPで無責任な走行をしたとして3グリッド降格ペナルティーを受けた[12]。このため、2番手タイムを記録したマッティア・カサデイがポールポジションからスタートしたが、公式記録上ではフェッラーリがポールポジションのままとなっている[13]。