ドルナスポーツ
ドルナスポーツ (Dorna Sports, S.L.) は、ロードレース世界選手権(MotoGP)とスーパーバイク世界選手権(SBK)の商標権を保有する会社である。運営・放映権管理・マネジメントなどを統括している。 1988年に国際的なスポーツマネージメントとマーケティングの会社として設立された。本社はマドリードで、バルセロナ、アムステルダム、ロンドン、ローマに支社や子会社を置いている。 当初はバネストによって、Dorna promoción del deporteの名前で設立され、事業が国際的に拡大した1998年に、CVC キャピタル・パートナーズに売却、Dorna Sportsに改名した。プライベート・エクイティ・ファンドのブリッジポイントが2006年以来、ドルナの主要株主だった[1]。 2024年4月1日、リバティメディアがMotoGPとSBKの買収に合意したと発表。統括していたドルナスポーツの株式を約86%取得した。買収額は42億ユーロと発表された[2]。 保有権利1992年以来、ドルナはロードレース世界選手権に関連する、全ての商業権とテレビ放映権を独占的に保有しており、2013年からは、スーパーバイク世界選手権の独占保有者でもある[3]。2001年からはスーパークロスGP世界選手権の権利も有する。また、スペインロードレース選手権 (Spanish Road Racing Championship, CEV) 、ブリティッシュスーパーバイク選手権 (British Superbike Championship, BSB) 、トライアル世界選手権(屋内および屋外)など、他のモータースポーツのマネージメント、マーケティングにも参加している。 2024年4月1日、リバティ・メディアがドルナスポーツを買収した[4]。 MotoGP
参照
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