2008年のル・マン・シリーズは、フランス西部自動車クラブ (ACO) の統括するル・マン・シリーズの5年目のシーズン。シリーズはル・マン・プロトタイプとグランドツーリングによる4つのカテゴリーで争われる。2008年4月6日にスペインのカタロニアで開幕し、9月14日にイギリスのシルバーストンで閉幕するまで、全5戦で争われた。
スケジュール
2008年のスケジュールは、スペイン戦がカタロニアからバレンシアに変わった以外、2007年から大きな変化は無かった。5月から8月にかけて長い空白期が組み込まれたが、これによって各チームはル・マン24時間レースへの準備と態勢立て直しができるようになった[1]。
追加レースの上海1000キロレースは後日発表された。このイベントはブラジル戦の代替での開催ではなかったが、2009年から開始が計画されたアジアン・ル・マン・シリーズの先駆けの独自イベントとして開催される予定であった。ル・マンシリーズへのポイントは与えられなかったが、クラス優勝者は2009年のル・マン24時間レースに自動エントリーされることとなっていた[2]。このイベントは2008年夏季オリンピックのスケジュールとのバッティングのためキャンセルとなり、スケジュールが組み直され2009年11月8日に開催されることとなった[3]。
ラウンド
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レース
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サーキット
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開催日
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-
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LMS公式テスト
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ポール・リカール
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3月2日~3日
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1
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カタロニア1000キロレース
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カタロニア
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4月4日~6日
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2
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モンツァ1000キロレース
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モンツァ
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4月25日~27日
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3
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スパ1000キロレース
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スパ・フランコルシャン
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5月9日~11日
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4
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ニュルブルクリンク1000キロレース
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ニュルブルクリンク
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8月15日~17日
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5
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シルバーストン1000キロレース
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シルバーストン
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9月12日~14日
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6
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上海1000キロレース
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上海
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11月1日~2日
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レース結果
ランキング
チーム・ランキング
ポイントは1位から8位まで順に10-8-6-5-4-3-2-1が与えられる。アメリカン・ル・マン・シリーズとは異なり、複数エントリーしたチームのポイントは結合されず、それぞれが独自にポイントを獲得した。ポイントは走行距離が優勝者の70%に満たない場合は与えられない。
各クラスの優勝者と2位は2009年のル・マン24時間レースに自動エントリーされる。
LMP1
LMP2
GT1
GT2
ドライバーズ・ランキング
ポイントは1位から8位まで順に10-8-6-5-4-3-2-1が与えられる。最低45分を運転しなかったドライバーには与えられない。
LMP1
LMP2
GT1
GT2
エントリー
LMP1
LMP2
GT1
GT2
- スパイカーは新たにラヴィオレットを作製してGT2クラスに投入、自身のチームとスピーディー・レーシングチームが使用した[23]。
参照
外部リンク