2006年中国杯
2006年中国杯(2006ねん-ちゅうごくはい)は2006年に中華人民共和国で開催されたフィギュアスケートの国際競技会。世界選手権シリーズである2006/2007 ISUグランプリシリーズを構成した。 概要2006年中国杯は2006-2007年シーズンの中国杯で、国際スケート連盟主催2006/2007年シーズンISUグランプリシリーズの第2戦である。シニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス競技が2006年11月9日から12日にかけて、江蘇省南京市のオリンピックスポーツセンター体育館で行われた。 選手招待2006/2007 ISUグランプリシリーズ全6大会、男女シングル各12名、ペア各10組、アイスダンス各12組の出場選手は、1選手につき最大2大会(ペア競技とシード選手は最大3大会)まで、2006年世界フィギュアスケート選手権の成績、2005-2006年シーズンベストスコアランキング、2005-2006年シーズン終了時のISUフィギュアスケート世界ランキング、及び過去の世界フィギュアスケート選手権、ヨーロッパフィギュアスケート選手権、四大陸フィギュアスケート選手権、世界ジュニアフィギュアスケート選手権の成績に基づいて選手個人に対し招待がなされた。 今大会開催国の統括団体である中国フィギュアスケート協会に対しては、各競技に所属招待選手を含め最大3人(組)の出場枠が用意された。 中野友加里襲撃事件11月13日、女子シングルフリースケーティングにて、直前の6分間練習待機中の中野友加里に対し、中国人の観客が2階席からゴミ袋を投げ入れ、中野の後頭部に直撃させるという事件が起こった。幸い中野に大きなけがはなく、犯人はその場で確保された。犯人は中華人民日報の取材に対し、「2005年のデモ以降、日本が憎かった。これはささやかな愛国心だ」と発言した。主催の中国側は「我々は可能な限りの厳重な警備をしていた。事故は不可避だった」「過去の歴史を踏まえれば日本にも非があることは明らかだ」とコメントした[1]。 競技結果男子シングル
女子シングル
ペア
アイスダンス
賞金各競技の上位成績者には、2006/2007 ISUグランプリシリーズの他大会と同様に以下の賞金が与えられた。
入賞者には競技後のエキシビション出場が義務付けられ、不出場の場合は賞金から500米ドルを差し引かれるとされた。入賞者以外のエキシビション出場者には別途シングルで200米ドル、ペア・アイスダンスで一組に付き300米ドル支払われるとされた。 脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia