アレクサンドラ・ザレツキー(ヘブライ語: אלכסנדרה זרצקי, ラテン文字:Alexandra Zaretski, ロシア語: Александра Игоревна Зарецкая, 1987年12月23日 - )は、ベラルーシ共和国ミンスク出身の女性アイスダンス選手。2006年トリノオリンピック、2010年バンクーバーオリンピックイスラエル代表。パートナーは実兄のロマン・ザレツキー。
経歴
ベラルーシ共和国のミンスクに生まれた。3歳のときに家族とともにイスラエルへ移住し、6歳のときにイスラエルでスケートを始め、1995年より実兄のロマン・ザレツキーとカップルを結成した。当初コーチは父イーゴリと母エレーナであった。
2001-2002シーズンからISUジュニアグランプリに参戦し、翌2002-2003シーズンにはイスラエル選手として初めてISUジュニアグランプリの表彰台に上るまでになった。2003-2004シーズンにはJGPバルト杯でISUジュニアグランプリ初優勝を飾る。世界ジュニア選手権には4シーズン連続で出場し、2005年世界ジュニア選手権では自身最高位の4位入賞を果たした。
トリノオリンピックを控えた2005-2006シーズンよりシニアクラスに転向し、ISUグランプリシリーズにも出場を果たした。トリノオリンピックでは、22位に終わる。2006年ネーベルホルン杯で3位となり、シニアクラスで初めて表彰台に上った。
2007-2008シーズンからコーチをガリト・チャイトに変更。2008年欧州選手権では自己最高得点をマークし、自己最高位の8位となった。2008-2009シーズンは成績が伸び悩むものの、2009-2010シーズン、スケートアメリカでISU主催のシニアの国際大会で初めての表彰台となる銅メダル。欧州選手権と世界選手権では自己最高の順位となった。
2009-2010シーズンをもって現役引退。
主な戦績
詳細
プログラム使用曲
脚注
- ^ バンクーバーオリンピック最終予選。国際スケート連盟主催。
参考文献
外部リンク