高木ブー伝説
「高木ブー伝説」(たかぎブーでんせつ)は、筋肉少女帯がインディーズ時代の1987年7月にナゴムレコードから発売された自主制作のシングル・レコード。規格品番はNG-042。 解説失恋男の様子をザ・ドリフターズのメンバー・高木ブーが演じる(あくまで高木の芸風であるが)無能で何もしないキャラクターに喩え作られた曲[1]。ジャケットは漫画家の上條淳士による高木・大槻モヨコ(現:大槻ケンヂ)の似顔絵が描かれている。 翌1988年初め、筋肉少女帯が『冗談画報』や『11PM』などのテレビ番組に出演した際に演奏した「高木ブー伝説」、「ドリフター」といった楽曲歌詞について、ドリフターズの所属事務所の関係者を名乗る者から苦情の電話が寄せられ、「高木ブー伝説」は自主回収という形で販売中止となる。しかし、その電話は後に悪戯と発覚する。 その直後、筋肉少女帯はトイズファクトリーからのメジャー・デビューに際し「高木ブー伝説」を再録音したが、今度はドリフターズの所属事務所から正式な抗議が来て、ファースト・アルバム『仏陀L』に収録されず結果お蔵入りとなる[2](このテイクは後の1993年、シングル・ベスト『筋少の大水銀』に「高木ブー大伝説」として収録)。 翌1989年、この一件を聞きつけた高木からの許可により、ようやくメジャーで発売が決定。改めて録音され、12月5日に『元祖高木ブー伝説』としてリリース(詳細は『元祖高木ブー伝説』項目参照)。 備考
収録曲
演奏者
脚注 |