頼本奈菜
頼本 奈菜(よりもと なな、1997年3月12日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は58。東京都目黒区出身。飯塚祐紀七段門下。東洋英和女学院大学出身[1]。 棋歴女流プロになるまで小学2年生の頃、父親に教わって将棋を始める[1]。 2011年、第3回中学生女子将棋名人戦準優勝[2]。2013年、第7回日レスインビテーションカップのアマチュア予選会を勝ち抜き、1回戦で島井咲緒里に勝利した[3]。同年10月に関東研修会へC2入会[1]。2014年、第4期女流王座戦のアマ東日本予選大会を勝ち抜き、一次予選に出場[4]。 2015年、学生女流名人戦で優勝し、学生女流アマチュアの頂点に立つ[5]。 2016年度、第6期女流王座戦ではアマ東日本予選を勝ち抜き2期ぶりに一次予選進出[6]。第10期マイナビ女子オープンもチャレンジマッチを4連勝で勝ち抜き予選に出場[7]。同予選では斎田晴子と室田伊緒に連勝し、本戦出場を果たした[8][9]。 2016年9月11日、関東研修会の9月第1例会で3連勝し、直近12局で9勝3敗となり、C1に昇級して「女流2級」となる権利を得た[1]。しかし、すぐに資格申請はせず、10月10日に第48期女流アマ名人戦に出場し、準優勝[10]。資格申請を以て2017年2月1日付で女流棋士となった[1]。 女流プロ入り後2017年3月15日、プロデビューの日に、第39期女流王将戦予選で、安食総子、長沢千和子、中倉宏美に3連勝し、本戦入りを決める。それにより、プロデビューの日に女流1級に昇級した[11]。 2018年度にて、「年度指し分け以上(7勝以上)」を満たしたことにより、2019年4月1日付で女流初段に昇段[12]。 第1期ヒューリック杯清麗戦で、予選を6勝1敗で勝ち抜き、本戦(ベスト4)進出。タイトル挑戦権が懸かった里見香奈女流五冠との一戦は、88手で頼本が敗れた。 棋風人物昇段・昇級履歴
主な成績在籍クラス
脚注出典
関連項目外部リンク |