阿波橘駅
阿波橘駅(あわたちばなえき)は、徳島県阿南市津乃峰町東分にある四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の駅である。駅番号はM14。 概要路線建設時に津乃峰地区と橘地区のどちらに駅を設置するかで揉めたという経緯があり、最終的に津乃峰に駅が設置された。その代わりに駅名は橘とすることで決着した。なお、当駅には特急「むろと」を含む全列車が停車する。 歴史
駅構造1面1線のホームを持つ地上駅。かつては島式ホーム1面2線の構造を有した。木造駅舎を有する。改札内に汲み取り式のトイレがあったが、2019年に閉鎖された。その為、トイレを利用する場合は列車内あるいは近隣の店舗を利用することとなる。 2021年現在は無人駅であるが、2005年3月まで簡易委託駅であった[6]。 ホーム高さが低いため、桑野行普通1往復が通過していたが、ホーム改良工事を行い、2009年3月14日より再び全ての普通列車が停車するようになった。
利用状況1日平均乗車人員は下記の通り。
駅周辺
接続交通機関路線バス徳島県道130号線沿いに「橘駅前」停留所があり、下記の路線が経由する。 高速バス国道55号(阿南道路)沿いに「阿南津乃峰」停留所(※海部観光阿南営業所に隣接)があり、下記の路線が経由する。
2022年4月1日より当駅と同一扱い(橘営業所が起終点となる便は対象外)となった橘営業所バス停に昼行高速バスが停車する。この取り扱いはJR四国の牟岐線と徳島バスの室戸・生見・阿南 - 大阪線で一部共同経営が開始されたこと[7]によるものであるが、同一扱いをする駅のうち、駅前または駅付近に当該バス路線が停車する他の6駅(阿南駅・由岐駅・日和佐駅・牟岐駅・浅川駅・阿波海南駅)とは異なり、「橘営業所」停留所は橘町に所在しており当駅から約1.5km離れている[8]。
※阿南駅 - 甲浦間途中乗降可能、阿南駅 - 海部高校前間JRの乗車券等で利用可能[9]。いずれも橘営業所発着便(通常のクローズドドア制度)を除く。 離島航路駅から南へ約600メートル下った所に答島港があり、伊島へ向かう連絡船(伊島港行き。伊島連絡交通事業が運航)が就航している。 ※航行時間は約30分、1日に3往復を運航[10]。 隣の駅脚注
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