紺屋町 (川崎市)
紺屋町(こんやまち[5])は、神奈川県川崎市幸区の町名[6]。丁目の設定がない単独町名。住居表示は実施されていない[5]。面積は8.08 haである[2]。 地理幸区のやや東側に位置し[7]、府中街道(国道409号)が北端を、第二京浜国道(国道1号)が東側を通過している[8]。一帯は住宅地となっている[6]ほか、第二京浜沿いには飲食店などが見られる[8]。 紺屋町は北端で府中街道を挟んで戸手と、東端で遠藤町と、南端で神明町と、西端で戸手本町と接する。これらの町域はすべて幸区に属しており、紺屋町は区境・市境には接していない。 歴史→「戸手 § 歴史」も参照
当地は、江戸時代に水田地帯だった戸手の中で、家屋の多い一帯となっていた[7]。また、南河原の女躰権現社から分祀された女體権現社[9]や、池上本門寺の末寺である正教寺[7]などが所在していた。 地名の由来戸手の旧小字である紺屋橋耕地に由来する[10]。なお、そもそもの「紺屋」の由来は不詳であるが、以下のような話が伝わっている[7]。 沿革→「戸手 § 沿革」も参照
旧字名1928年(昭和3年)の耕地整理で、戸手字紺屋橋耕地・字遠藤耕地の各一部をもって紺屋町が設置された[7]。 世帯数と人口2024年(令和6年)9月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年12月時点)[18][19]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[20]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通路線バス川崎市交通局と川崎鶴見臨港バスが、川崎駅と周辺地域を結ぶバスを、当地を経由して運行している。 道路府中街道(国道409号)が北端を、第二京浜国道(国道1号)が東側を通過しており、両者が交差する遠藤町交差点が当地の北東角に当たる。 施設
その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[23]。
関連項目脚注
参考文献 |