第60回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第60回全国高等学校ラグビーフットボール大会
開催国 日本の旗 日本
試合日程 1980年昭和55年)12月27日 - 1981年昭和56年)1月7日
出場校 53校
優勝校 伏見工業高校(初優勝)
準優勝校 大阪工大高校
1979-1980 1981-1982

第60回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、1980年昭和55年)12月27日から1981年昭和56年)1月7日まで花園ラグビー場にて行われた全国高等学校ラグビーフットボール大会である。優勝校は、京都府代表の伏見工業高校で、2回目の出場で初の全国制覇に輝いた。出場校は大会史上最多の53校。

概要

第60回記念大会は山形、島根、沖縄の初参加県を加え、史上最多の53校を集めて開催された。なかでも山形県は加盟校が1校のため予選なしで酒田工高が出場した。

日程

出場校

北海道・東北
関東
北信越・東海
近畿
  • 滋賀県 八幡工(10年ぶり2回目)
  • 京都府 伏見工(2年連続2回目)◎
  • 大阪府第1 大阪工大高(3年連続9回目)◎
  • 大阪府第2 浪商(2年連続9回目)
  • 大阪府第3 興國(10年ぶり6回目)
  • 兵庫県 報徳学園(6年連続13回目)
  • 奈良県 天理(7年連続37回目)◎
  • 和歌山県 和歌山工(10年ぶり3回目)
中国
  • 鳥取県 米子工(初出場)
  • 島根県 出雲(初出場)
  • 岡山県 津山工(10年ぶり4回目)
  • 広島県 崇徳(15年ぶり14回目)
  • 山口県 大津(8年ぶり2回目)
四国
  • 香川県 坂出工(10年ぶり2回目)
  • 徳島県 貞光工(2年ぶり12回目)
  • 愛媛県 新田(3年連続21回目)◎
  • 高知県 高知東(初出場)
九州
前年度優勝
  • 東京都 目黒(14年連続14回目)◎


※◎印はシード校

試合時間

※1、2回戦は25分ハーフで行い、2回戦以降は30分ハーフで行う。同点で終了した場合は抽選にて次回出場校を決める。

試合

1回戦

  • 佐賀工 22 - 4 美幌
  • 鹿児島玉龍 13 - 7 魚津工
  • 熊谷工 20 - 6 報徳学園
  • 浪商 41 - 7 東農大二
  • 名古屋工 14 - 4 羽咋工
  • 東海大相模 50 - 9 貞光工
  • 日立一 46 - 0 高知東
  • 熊本工 60 - 0 酒田工
  • 若狭農林 40 - 0 米子工
  • 石巻工 21 - 6 大津
  • 八幡工 26 - 9 清水南
  • 深川西 35 - 0 和歌山工
  • 崇徳 7 - 4 千葉南
  • 福岡 14 - 12 磐城
  • 佐野 11 - 7 石川
  • 木本 27 - 0 出雲
  • 大東大一 22 - 6 津山工
  • 八戸西 8 - 7 興國
  • 西陵商 15 - 3 延岡東
  • 新潟工 40 - 0 坂出工
  • 長崎南 24 - 4 下伊那農


2回戦

  • 大阪工大高 39 - 14 佐賀工
  • 熊谷工 52 - 0 鹿児島玉龍
  • 関商工 6 - 0 浪商
  • 日川 24 - 0 名古屋工
  • 大分舞鶴 22 - 16 東海大相模
  • 熊本工 23 - 4 日立一
  • 若狭農林 10 - 9 石巻工
  • 新田 32 - 7 八幡工
  • 黒沢尻工 41 - 10 深川西
  • 福岡 16 - 13 崇徳
  • 保善 40 - 4 佐野
  • 天理 32 - 6 木本
  • 目黒 18 - 0 大東大一
  • 秋田工 40 - 0 八戸西
  • 西陵商 32 - 0 新潟工
  • 伏見工 62 - 0 長崎南


3回戦

  • 大阪工大高 60 - 0 熊谷工
  • 関商工 24 - 17 日川
  • 大分舞鶴 66 - 4 熊本工
  • 新田 20 - 10 若狭農林
  • 黒沢尻工 64 - 12 福岡
  • 保善 40 - 13 天理
  • 秋田工 13 - 10 目黒
  • 伏見工 51 - 0 西陵商


準々決勝

  • 大阪工大高 36 - 0 関商工
  • 大分舞鶴 28 - 4 新田
  • 黒沢尻工 45 - 12 保善
  • 伏見工 16 - 10 秋田工


準決勝

  • 大阪工大高 37 - 0 大分舞鶴
  • 伏見工 28 - 10 黒沢尻工

決勝

  • 伏見工(初優勝) 7 - 3 大阪工大高

参考文献

日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1

関連項目

外部リンク