全国高等学校ラグビーフットボール大会 (奈良県勢)

全国高等学校ラグビーフットボール大会における奈良県勢の成績について記す。

概要

全国高等学校ラグビーフットボール大会奈良県予選は関西ラグビーフットボール協会、奈良県ラグビーフットボール協会、奈良県高等学校体育連盟、毎日新聞奈良支局が主催し、NHK奈良放送局、奈良テレビ放送などが後援で行われている。決勝は例年奈良テレビ放送で放送されている。

  • 奈良県勢で全国大会に出場経験があるのは天理(旧・天理中、天理定時[1])、天理教校学園(旧・天理教校付)、御所実(旧・御所工)の3校のみである。

代表校

年度 代表校 全国大会成績 備考
1928年(第10回大会 天理中(初出場) 1回戦 0-6 福岡中(福岡県) 初戦敗退
1930年(第12回大会 天理中(2年ぶり2回目) 1回戦 3-32 慶応普通部(東京都) 初戦敗退
1931年(第13回大会 天理中(2年連続3回目) 1回戦 18-11 神戸一中(兵庫県)
準決勝 12-3 福岡中(福岡県)
決勝 3-34 京城師(外地)
準優勝
1933年(第15回大会 天理中(2年ぶり4回目) 1回戦 9-6 京一商(京都府)
準決勝 11-3 福岡中(福岡県)
決勝 5-32 京城師(外地)
準優勝
1935年(第17回大会 天理中(2年ぶり5回目) 2回戦 9-5 福岡中(福岡県)
準決勝 3-20 台北一中(外地)
ベスト4
1936年(第18回大会 天理中(2年連続6回目) 1回戦 17-0 台北一中(外地)
2回戦 16-0 脇町中(徳島県)
準決勝 9-0 鞍山中(外地)
決勝 14-5 神戸一中
優勝(1回目)
1937年(第19回大会 天理中(3年連続7回目) 1回戦 3-8 培材高普(外地) 初戦敗退
1938年(第20回大会 天理中(4年連続8回目) 1回戦 14-11 脇町中(徳島県)
2回戦 0-16 養正高普(外地)
2回戦進出
1942年(第24回大会 天理中(4年ぶり9回目) 2回戦 29-0 村野工(兵庫県)
準決勝 0-18 天王寺中(大阪府)
ベスト4
1952年(第31回大会 天理(10年ぶり10回目) 1回戦 5-42 修獣館(福岡県) 初戦敗退
1953年(第32回大会 天理(2年連続11回目) 1回戦 3-16 慶応(神奈川県) 初戦敗退
1954年(第33回大会 天理(3年連続12回目) 1回戦 0-6 慶応(神奈川県) 初戦敗退
1956年(第35回大会 天理(2年ぶり13回目) 1回戦 24-0 一宮商(愛知県)
2回戦 6-10 高崎(群馬県)
2回戦進出
1957年(第36回大会 天理(2年連続14回目) 1回戦 6-0 松山工(愛媛県)
2回戦 5-12 保善(東京都第1)
2回戦進出
1958年(第37回大会 天理(3年連続15回目) 1回戦 3-16 四條畷(大阪府第1) 初戦敗退
1959年(第38回大会 天理(4年連続16回目) 1回戦 3-3(●抽選○) 熊谷商工(埼玉県) 初戦敗退
1960年(第39回大会 天理(5年連続17回目) 1回戦 0-31 保善(東京都第1) 初戦敗退
1961年(第40回大会 天理(6年連続18回目) 1回戦 10-0 日川(山梨県)
2回戦 0-6 西陵商(愛知県)
2回戦進出
1962年(第41回大会 天理(7年連続19回目) 1回戦 35-0 千葉工(千葉県)
2回戦 23-3 宇都宮農(栃木県)
準々決勝 0-0(●抽選○) 京王(東京都)
ベスト8
1963年(第42回大会 天理(8年連続20回目) 1回戦 13-5 秋田市立(秋田県)
2回戦 32-3 福岡(福岡県)
準々決勝 20-0 天王寺(大阪府)
準決勝 24-0 興國商(大阪府)
決勝 8-3 北見北斗(北北海道)
優勝(27年ぶり2回目)
1964年(第43回大会 天理(9年連続21回目) 1回戦 0-9 秋田工(秋田県) 初戦敗退
天理定時(初出場) 1回戦 0-11 保善(東京都) 初戦敗退
1965年(第44回大会 天理(10年連続22回目) 1回戦 23-0 作新学院(栃木県)
2回戦 24-3 美馬商工(徳島県)
準々決勝 9-8 慶応(神奈川県)
準決勝 8-3 黒沢尻工(岩手県)
決勝 3-6 秋田工(秋田県)
準優勝
1966年(第45回大会 天理(11年連続23回目) 1回戦 8-8(○抽選●) 慶応(神奈川県)
2回戦 17-3 岐阜工(岐阜県)
準々決勝 29-0 甲南(鹿児島県)
準決勝 19-0 大阪工大高(大阪府)
決勝 5-6 盛岡工(岩手県)
準優勝
1967年(第46回大会 天理(12年連続24回目) 1回戦 21-3 新潟工(新潟県)
2回戦 11-5 福岡電波(福岡県)
準々決勝 9-6 保善(東京都)
準決勝 9-6 秋田(秋田県)
決勝 14-10 京王(東京都)
優勝(4年ぶり3回目)
1968年(第47回大会 天理(13年連続25回目) 1回戦 19-10 磯原(茨城県)
2回戦 6-15 黒沢尻工(岩手県)
2回戦進出
天理定時(4年ぶり2回目) 1回戦 0-17 新潟工(新潟県) 初戦敗退
1969年(第48回大会 天理(14年連続26回目) 1回戦 22-3 東海大相模(神奈川県)
2回戦 27-6 成蹊(東京都)
準々決勝 9-0 下伊那農(長野県)
準決勝 3-33 秋田工(秋田県)
ベスト4
1970年(第49回大会 天理(15年連続27回目) 1回戦 24-8 関商工(岐阜県)
2回戦 13-11 花園(京都府)
準々決勝 8-8(○抽選●) 新潟工(新潟県)
準決勝 0-23 目黒(東京都)
ベスト4
1971年(第50回大会 天理(16年連続28回目) 1回戦 41-3 東海大相模(神奈川県)
2回戦 6-3 浪商(大阪府)
3回戦 9-8 長崎南(長崎県)
準々決勝 19-17 大分舞鶴(大分県)
準決勝 31-5 日川(山梨県)
決勝 9-20 盛岡工(岩手県)
準優勝
1972年(第51回大会 天理(17年連続29回目) 1回戦 15-8 黒沢尻工(岩手県)
2回戦 35-4 諫早農(長崎県)
準々決勝 22-10 新潟工(新潟県)
準決勝 23-7 日川(山梨県)
決勝 17-13 目黒(東京都第1)
優勝(5年ぶり4回目)
1973年(第52回大会 天理(18年連続30回目) 1回戦 13-12 北見北斗(北北海道)
2回戦 8-4 日川(山梨県)
準々決勝 7-21 国学院久我山(東京都第2)
ベスト8
天理定時(5年ぶり3回目) 1回戦 12-30 慶応(神奈川県) 初戦敗退
1974年(第53回大会 天理定時(2年連続4回目) 1回戦 19-21 水戸農(茨城県) 初戦敗退
1975年(第54回大会 天理(2年ぶり31回目) 1回戦 16-29 関商工(岐阜県) 初戦敗退
1976年(第55回大会 天理(2年連続32回目) 1回戦 3-18 国学院久我山(東京都第1) 初戦敗退
1977年(第56回大会 天理(3年連続33回目) 1回戦 6-17 保善(東京都第2) 初戦敗退
1978年(第57回大会 天理(4年連続34回目) 1回戦 6-0 名古屋工(愛知県)
2回戦 13-23 秋田工(秋田県)
2回戦進出
1979年(第58回大会 天理(5年連続35回目) 1回戦 22-10 相模台工(神奈川県)
2回戦 0-22 目黒(東京都第2)
2回戦進出
1980年(第59回大会 天理(6年連続36回目) 1回戦 29-9 保善(東京都第2)
2回戦 9-14 国学院久我山(東京都)
2回戦進出
1981年(第60回大会 天理(7年連続37回目) 2回戦 32-6 木本(三重県)
3回戦 13-40 保善(東京都第1)
3回戦進出
1982年(第61回大会 天理(8年連続38回目) 1回戦 6-22 熊谷工(埼玉県) 初戦敗退
1983年(第62回大会 天理(9年連続39回目) 2回戦 6-0 牧野(大阪府第2)
3回戦 21-6 行田工(埼玉県)
準々決勝 13-22 国学院久我山(東京都第1)
ベスト8
1984年(第63回大会 天理(10年連続40回目) 1回戦 23-6 武豊(愛知県)
2回戦 19-6 関商工(岐阜県)
準々決勝 15-10 秋田工(秋田県)
準決勝 12-7 日川(山梨県)
決勝 18-16 大分舞鶴(大分県)
優勝(12年ぶり5回目)
1985年(第64回大会 天理(11年連続41回目) 2回戦 16-3 高崎(群馬県)
3回戦 9-12 相模台工(神奈川県)
3回戦進出
1986年(第65回大会 天理教校付(初出場) 2回戦 17-3 作新学院(栃木県)
3回戦 0-20 日川(山梨県)
3回戦進出
1987年(第66回大会 天理(2年ぶり42回目) 2回戦 23-6 作新学院(栃木県)
3回戦 37-3 延岡東(宮崎県)
準々決勝 36-13 同志社香里(大阪府第3)
準決勝 0-21 国学院久我山(東京都第1)
ベスト4
1988年(第67回大会 天理(2年連続43回目) 2回戦 15-10 東海大一(静岡県)
3回戦 6-12 熊谷工(埼玉県)
3回戦進出
1989年(第68回大会 天理(3年連続44回目) 2回戦 20-0 報徳学園(兵庫県)
3回戦 24-4 大東大一(東京都第2)
準々決勝 9-11 茗溪学園(茨城県)
ベスト8
1990年(第69回大会 天理(4年連続45回目) 2回戦 26-4 都城(宮崎県)
3回戦 25-13 慶応(神奈川県)
準々決勝 11-10 国学院久我山(東京都第1)
準決勝 6-6(○抽選●) 花園(京都府)
決勝 14-4 啓光学園(大阪府第1)
優勝(6年ぶり6回目)
1991年(第70回大会 天理(5年連続46回目) 2回戦 16-10 佐賀工(佐賀県)
3回戦 20-0 東海大相模(神奈川県)
準々決勝 13-12 西陵商(愛知県第1)
準決勝 26-3 日川(山梨県)
決勝 9-19 熊谷工(埼玉県)
準優勝
1992年(第71回大会 天理(6年連続47回目) 2回戦 0-6 大分舞鶴(大分県) 初戦敗退
1993年(第72回大会 天理(7年連続48回目) 2回戦 26-3 黒沢尻工(岩手県)
3回戦 30-30(●トライ数○) 本郷(東京都第1)
3回戦進出
1994年(第73回大会 天理(8年連続49回目) 1回戦 17-0 磐城(福島県)
2回戦 6-41 相模台工(神奈川県)
2回戦進出
1995年(第74回大会 天理(9年連続50回目) 1回戦 38-10 北見北斗(北北海道)
2回戦 10-17 啓光学園(大阪府第2)
2回戦進出
1996年(第75回大会 御所工(初出場) 1回戦 14-5 昭英(福井県)
2回戦 3-13 大津(山口県)
2回戦進出
1997年(第76回大会 天理(2年ぶり51回目) 1回戦 20-22 東農大二(群馬県) 初戦敗退
1998年(第77回大会 御所工(2年ぶり2回目) 1回戦 23-11 流経大柏(千葉県)
2回戦 12-23 報徳学園(兵庫県)
2回戦進出
1999年(第78回大会 天理(2年ぶり52回目) 1回戦 71-7 北越(新潟県)
2回戦 28-5 日川(山梨県)
3回戦 34-21 伏見工(京都府)
準々決勝 23-21 東農大二(群馬県)
準決勝 5-41 啓光学園(大阪府第1)
ベスト4
2000年(第79回大会 天理(2年連続53回目) 2回戦 49-0 新潟工(新潟県)
3回戦 27-10 報徳学園(兵庫県)
準々決勝 18-31 東海大仰星(大阪府第3)
ベスト8
2001年(第80回大会 天理(3年連続54回目) 2回戦 48-5 羽咋工(石川県)
3回戦 22-12 流経大柏(千葉県)
準々決勝 14-26 伏見工(京都府)
ベスト8
2002年(第81回大会 天理(4年連続55回目) 2回戦 17-7 新潟工(新潟県)
3回戦 12-17 国学院久我山(東京都第1)
3回戦進出
2003年(第82回大会 天理(5年連続56回目) 2回戦 15-3 関商工(岐阜県)
3回戦 27-17 清真学園(茨城県)
準々決勝 12-32 啓光学園(大阪府第1)
ベスト8
2004年(第83回大会 御所工(6年ぶり3回目) 2回戦 57-3 広島工(広島県)
3回戦 12-40 清真学園(茨城県)
3回戦進出
2005年(第84回大会 天理(2年ぶり57回目) 2回戦 43-5 国学院栃木(栃木県)
3回戦 29-7 仙台育英(宮城県)
準々決勝 29-14 国学院久我山(東京都第2)
準決勝 26-8 大阪工大高(大阪府第1)
決勝 14-31 啓光学園(大阪府第3)
準優勝
2006年(第85回大会 天理(2年連続58回目) 1回戦 12-12(○抽選●) 成蹊(東京都第1)
2回戦 5-12 秋田工(秋田県)
2回戦進出
2007年(第86回大会 天理(3年連続59回目) 1回戦 19-5 盛岡工(岩手県)
2回戦 10-62 東福岡(福岡県)
2回戦進出
2008年(第87回大会 天理(4年連続60回目) 2回戦 56-0 札幌山の手(南北海道)
3回戦 25-0 国学院久我山(東京都第1)
準々決勝 10-14 長崎北陽台(長崎県)
ベスト8
2009年(第88回大会 御所工・実(5年ぶり4回目) 2回戦 34-0 日向(宮崎県)
3回戦 17-0 桐蔭学園(神奈川県)
準々決勝 40-17 流経大柏(千葉県)
準決勝 3-0 京都成章(京都府)
決勝 15-24 常翔学園(大阪府第1)
準優勝
2010年(第89回大会 御所実(2年連続5回目) 2回戦 17-5 名護(沖縄県)
3回戦 17-0 佐賀工(佐賀県)
準々決勝 5-17 京都成章(京都府)
ベスト8
2011年(第90回大会 御所実(3年連続6回目) 1回戦 5-45 明和県央(群馬県) 初戦敗退
2012年(第91回大会 御所実(4年連続7回目) 2回戦 62-0 関商工(岐阜県)
3回戦 32-14 黒沢尻工(岩手県)
準々決勝 7-7(○抽選●) 京都成章(京都府)
準決勝 15-17 東海大仰星(大阪府第3)
ベスト4
2013年(第92回大会 御所実(5年連続8回目) 2回戦 10-5 東京(東京都第2)
3回戦 27-17 桐蔭学園(神奈川県)
準々決勝 17-12 秋田工(秋田県)
準決勝 48-17 茗溪学園(茨城県)
決勝 14-17 常翔学園(大阪府第1)
準優勝
2014年(第93回大会 天理(6年ぶり61回目) 2回戦 22-12 東京(東京都第2)
3回戦 12-10 流経大柏(千葉県)
準々決勝 14-26 桐蔭学園(神奈川県)
ベスト8
2015年(第94回大会 御所実(2年ぶり9回目) 2回戦 117-7 中標津(北北海道)
3回戦 19-14 慶応(神奈川県)
準々決勝 31-19 国学院久我山(東京都第1)
準決勝 40-14 京都成章(京都府)
決勝 5-57 東福岡(福岡県)
準優勝
2016年(第95回大会 天理(2年ぶり62回目) 1回戦 90-7 山形南(山形県)
2回戦 5-3 常翔学園(大阪府第3)
3回戦 31-23 深谷(埼玉県)
準々決勝 12-31 桐蔭学園(神奈川県)
ベスト8
2017年(第96回大会 御所実(2年ぶり10回目) 2回戦 26-0 尾道(広島県)
3回戦 71-0 茗溪学園(茨城県)
準々決勝 43-7 石見智翠館(島根県)
準決勝 24-25 東福岡(福岡県)
ベスト4
2018年(第97回大会 御所実(2年連続11回目) 2回戦 17-22 報徳学園(兵庫県) 初戦敗退
2019年(第98回大会 天理(3年ぶり63回目) 2回戦 43-5 岡谷工(長野県)
3回戦 21-10 中部大春日丘(愛知県)
準々決勝 29-44 桐蔭学園(神奈川県)
ベスト8
2020年(第99回大会 御所実(2年ぶり12回目) 2回戦 79-0 朝明(三重県)
3回戦 65-3 光泉(滋賀県)
準々決勝 14-0 東海大大阪仰星(大阪府第3)
準決勝 26-7 常翔学園(大阪府第2)
決勝 14-23 桐蔭学園(神奈川県)
準優勝
2021年(第100回大会 御所実(2年連続13回目) 1回戦 24-5 報徳学園(近畿ブロック・ 兵庫)
2回戦 12-5 国学院栃木(栃木県)
3回戦 21-12 東海大相模(関東ブロック・ 神奈川)
準々決勝 7-50 桐蔭学園(神奈川県)
ベスト8
2022年(第101回大会 御所実(3年連続14回目) 2回戦 55-7 青森山田(青森県)
3回戦 15-36 長崎北陽台(長崎県)
3回戦進出
2023年(第102回大会 天理(4年ぶり64回目) 2回戦 29-15 青森山田(青森県)
3回戦 15-8 石見智翠館(島根県)
準々決勝 8-5 長崎北陽台(長崎県)
準決勝 12-26 報徳学園(兵庫県)
ベスト4
2024年(第103回大会 天理(2年連続65回目) 1回戦 14-7 早稲田実(東京都第1)
2回戦 27-15 関大北陽(大阪府第1)
準々決勝 12-15 流通経済大柏(千葉県)
3回戦進出

学校別成績

学校名 出場回数 試合数 勝数 負数 優勝 準優勝 4強 8強
天理(天理中) 65 173 114 59 6 7 7 11
御所実(御所工) 14 45 31 14 0 4 2 2
天理定時 4 4 0 4 0 0 0 0
天理教校付 1 2 1 1 0 0 0 0
合計 77 200 128 72 6 10 8 10

校名変更

  • 天理中 → 天理
  • 御所工 → 御所実

関連項目

脚注

  1. ^ 出場回数は別々