福田(ふくた)は、愛知県名古屋市港区の地名。現行行政地名は福田一丁目及び福田二丁目。また、戸田川の一部に南陽町大字福田が残存している。住居表示未実施[WEB 5]。
地理
名古屋市港区の北西部に位置し、東に船頭場と小賀須、西に八百島、南に知多、北に中川区江松と接する。
歴史
沿革
- 1640年(寛永17年) - 鬼頭景義の先導により東福田新田を干拓[1]。
- 1872年(明治5年)1月 - 東海道のルートが熱田から福田を経て前ケ須新田(現在の弥富市)を通る新道[注釈 1]に変更される[1]。
- 1884年(明治17年)8月11日 - 福田新田が東福田村と西福田村に分割され、海東郡東福田村が成立。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 海東郡東福田村が同郡福田村となる。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 合併に伴い、海東郡南陽村大字福田となる。
- 1913年(大正2年)7月1日 - 海部郡成立に伴い、同郡南陽村大字福田となる。
- 1928年(昭和3年)7月10日 - 南陽村大字江松の全域を編入する[注釈 2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 町制施行に伴い、海部郡南陽村大字福田となる。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 名古屋市編入に伴い、同市港区南陽町大字福田となる。
- 1988年(昭和63年)11月27日 - 一部が七反野・知多・小賀須・船頭場・福田・八百島・東蟹田にそれぞれ編入される。同時に福田一丁目および福田二丁目が成立。
- このほか、西蟹田・春田野一丁目から同三丁目・東茶屋一丁目・西茶屋一丁目・秋葉一丁目・大西一丁目および大西二丁目にそれぞれ編入されている。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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福田一丁目
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252世帯
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598人
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福田二丁目
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213世帯
|
485人
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計
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465世帯
|
1,083人
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人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。
交通
施設
300 m
1
- 福田二丁目に所在[WEB 13]。1973年(昭和48年)8月20日供用開始[WEB 13]。
その他
日本郵便
脚注
注釈
- ^ 名古屋市道東海橋線(東海通)に相当するが、新川をまたいだ日の出橋西交差点から西は南に折れ、東海通の南側を並行する道路である。1934年(昭和9年)、木曽三川の鉄橋建設にあわせて、現在の国道1号が東海通よりも北側に開通した。
- ^ 南陽村大字江松は、1924年(大正13年)8月26日に海部郡富田村大字江松の一部を南陽村に編入し、同村大字江松としたもので、この編入により消滅。
出典
WEB
書籍
関連項目
外部リンク
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区役所管内 |
(堀川以東) | |
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(中川運河・庄内川間) | |
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(中川運河・堀川間) | |
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南陽支所管内 | |
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旧市町村 | |
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註 |
- ☆ - 住居表示実施地区 / ★ - 道路・河川・鉄道等用地のみ / ■ - ウィキメディア・コモンズカテゴリ有
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旧町名 | |
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カテゴリ |