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この項目では、名古屋市港区の地名について説明しています。名古屋都心部のかつての町名については「辰巳町 (名古屋市中区)」をご覧ください。 |
辰巳町(たつみちょう)は、愛知県名古屋市港区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示実施地域[WEB 5]。
地理
名古屋市港区北東部に位置する。東に千年三丁目が、西に津金一丁目が、南に港明一丁目が、北に熱田新田東組(字根走)・熱田区三番町がそれぞれ接する[WEB 6]。当地東端に国道154号、西端に名古屋市道江川線、北端に名古屋市道東海橋線が走る[WEB 6]。
歴史
1800年に開発された熱田前新田の北東端にあたる。現在の名古屋市道東海橋線(東海通)を挟んで北側が熱田新田、国道154号を挟んで東側が熱田築地前新開(作良新田)であった。
町名の由来
熱田前新田の小字名「辰巳」による[3]。
熱田新田の辰巳(南東)の方角にあった「辰巳の杁」という杁の名称に由来するという。また、地内の光賢寺が同じく辰巳の方角にあたることから、辰巳観音堂と通称していたことによるともいう。
行政区画の変遷
- 1944年(昭和19年)1月10日 - 港区熱田前新田の一部により、同区辰巳町として成立。
- 1947年(昭和22年)5月10日 - 熱田前新田(字辰巳)の一部を辰巳町1丁目から4丁目に、熱田前新田(字辰巳・中ノ組)の一部を辰巳町5丁目に、熱田前新田(字中ノ組)の一部を辰巳町6丁目にそれぞれ編入する[3]。耕地整理施行による。
- 1973年(昭和48年)10月20日 - 辰巳町1丁目・2丁目・3丁目・5丁目の全部と、辰巳町4丁目および6丁目・熱田前新田(字辰巳)・熱田新田東組(字根走)・千年(字イノ割・ロノ割)・東海通1丁目および3丁目の各一部より、丁目を持たない辰巳町が成立。同時に辰巳町4丁目の一部が港明一丁目に編入される。
- 1974年(昭和49年)12月9日 - 辰巳町6丁目の全部が港明二丁目に編入される。これにより丁目を持つ辰巳町が消滅。
- 1982年(昭和57年)11月14日 - 東海通1丁目の全部を辰巳町に編入する。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
人口の変遷
国勢調査による人口および世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 13]。
施設
300 m
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋市営辰巳荘
2
住友軽金属工業辰巳荘
3
白鳩保育園
4
辰巳幼稚園
5
名古屋市立中川小学校
6
日比クリニック
7
稲荷社
8
真言宗智山派慈雲院
9
曹洞宗光賢寺
10
西光寺
11
弘禅寺
その他
日本郵便
脚注
注釈
出典
WEB
書籍
- ^ a b 耕第388号『港区地内町名改称』 知事諮問案綴(名古屋市会事務局議事課,1946)
参考文献
関連項目
外部リンク
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区役所管内 |
(堀川以東) | |
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(中川運河・庄内川間) | |
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(中川運河・堀川間) | |
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南陽支所管内 | |
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旧市町村 | |
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註 |
- ☆ - 住居表示実施地区 / ★ - 道路・河川・鉄道等用地のみ / ■ - ウィキメディア・コモンズカテゴリ有
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旧町名 | |
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カテゴリ |