琴似駅 (札幌市営地下鉄)
琴似駅(ことにえき)は、北海道札幌市西区琴似1条4丁目にある、札幌市営地下鉄東西線の駅。駅番号はT03。 概要1976年(昭和51年)6月10日に、地下鉄東西線の西側の起点・終点として開業したが、1999年(平成11年)2月25日に当駅 - 宮の沢駅間が延伸開業したため、現在は途中駅となっている。建設開始時の仮駅名は「琴似本通」だった[1]。 北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の琴似駅とは約800m離れており、地下鉄とJRを乗り継ぐ場合はやや時間を要する。さっぽろ駅(JR札幌駅に隣接)や新さっぽろ駅(JR新札幌駅に隣接)では、JR駅との混同を避ける目的で駅名を平仮名表記にしているが、当駅はJR琴似駅とは離れた位置にあり、混同しづらいことから区別を付けず、JR駅と同じ漢字表記となっている[2]。 歴史
駅構造地下1階にコンコース、地下2階に1面2線の島式ホームをもつ地下駅である。新さっぽろ側に分岐器があり、非常時の折り返しに対応している(宮の沢駅の延伸開業まではこの分岐器を用いて折り返し運転を行っていた)。 コンコース内の改札は3か所に分かれている[7]。ホームと改札を結ぶエレベーターは中央改札に、地上へのエレベーターはバスターミナル内と東改札口の6番出口に設置されている[7]。バスターミナルの真下にあたる地下2階には、プラットホーム・線路とは別に多目的ホール「パトス」があり、ライブ等の会場として使用されている[3][7][8]。「パトス」は元々機械室を設置するスペースとして建設されたものだが、その設置予定が当時当面なくなったことから転用されたものである[3]。 のりば
利用状況札幌市交通局によると、2020年(令和2年)度の一日平均乗車人員は11,140人であった。
なお、琴似 - 宮の沢駅延伸開業以前は一日平均で2万人を超えていたが、近年は1万2000人強で安定している。 駅周辺駅周辺、特にJR函館本線 琴似駅までの間の通り(琴似本通)は商店街として賑わいをみせている。
バス路線1〜4番のりばは1976年(昭和51年)6月10日に供用開始した「琴似バスターミナル」。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は、バスターミナル・路上停留所を合わせて451便(感染症流行による一時運休便を含む)[14]。 2022年(令和4年)4月1日現在。4番のりばのみ北海道中央バス(新川営業所)、その他はジェイ・アール北海道バス(琴29は札樽線、その他は琴似営業所)。路線詳細は営業所記事・路線記事を参照[15][16]。
このほか、北5条手稲通沿いに「西区役所前」停留所があり、札樽線のJR札幌駅方面、手稲区方面、小樽市方面(北海道中央バス札樽線を含む)の発着がある[18][19]。 その他隣の駅脚注注釈
出典
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