玉島乙島
玉島乙島(たましまおとしま)は、岡山県倉敷市玉島地域にある大字。 概要玉島の南東部にあたる。東は高梁川河口部、西は玉島港、南は瀬戸内海(水島灘)に面している。地区の西・北部は丘陵、南・東・中央部は平野となっている。[1] かつて周囲は玉の浦(たまのうら)あるいは甕の海(もたいのうみ)と呼ばれる海域で、現在の丘陵部は隣接の玉島地区の一部とともに乙島もしくは戸島(としま)という島で、近隣の島と諸島をなしていた。現在の地名はこれに由来している。また、現在の北東部の上成地区との境界にある丘は、狐島という小島であった。 平野部は近世以降の新田干拓や埋立造成により生まれた土地である。南部の海浜部は現代における埋立造成地で、工業地帯となっている。水島から続く水島臨海工業地帯の一部である。 現在は幹線道路の整備や工場など企業誘致により、市街化・宅地化が進行している。一方、平野部では排水良好な砂質壌土であるため、野菜の産地となっている。丘陵部も宅地化しているが、野菜・果実の栽培も行われている。[2]また、高梁川河口部の砂浜では、アナジャコが多く捕れ、乙島ジャコの名でブランド化している。 人口・世帯数平成24年9月末現在[3]。
郵便番号
学区
倉敷市立乙島小学校区および倉敷市立乙島東小学校区。
全域が倉敷市立玉島東中学校区。
産業
名物・特産品
主要施設
名所・旧跡
放送メディア新聞
放送
玉島北部に玉島中継局、南部に玉島南中継局が置かれているが、地上デジタルテレビ放送は玉島南中継局は2010年4月に、玉島中継局は同年11月にNHKのみが置局され、民放の中継局は設置されていない。このため、対岸香川県の西讃岐中継局や岡山局を受信して、民放分を補っている世帯が多い。この際、西讃岐局など香川県内の送信所を受信する場合は、NHKの県域ニュース等エリア番組が香川県及び四国地方のものとなるので、玉島地区のいずれかの中継局に合わせたアンテナも併せて設置して、岡山県及び中国地方のNHKエリア番組を視聴する必要がある。 アナログ放送停止前は、玉島中継局、玉島南中継局とも民放の中継局が置かれていたが、玉島南局においては山陽放送(RSK)が、テレビせとうち(TSC)にいたっては両局において電波を出していないため、受信できない局については岡山局もしくは西讃岐局のアナログテレビ放送の電波を受信して補う必要があった。
県外波 交通
池
石碑
港
医院
脚注参考文献
関連項目 |
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