猪高村
概要1906年(明治39年)5月に猪子石村と高社村が合併し猪高村となった[2]。村名は、猪子石村と高社村の一文字ずつ取った合成地名である。丘陵地であるゆえにため池も多く、産業は農業を中心に養蚕や葉たばこの耕作、亜炭の産出が行われていた。1955年(昭和30年)に名古屋市千種区に編入された。現在は名東区[注釈 1]と一部[注釈 2]が千種区[注釈 3]になっている。 地理隣接自治体歴史沿革
名古屋市への編入後旧猪高村役場は千種区役所猪高支所として、1973年(昭和48年)まで使用された[9]。 旧猪高村の地区は名古屋市編入後「猪高村大字○○」から「千種区猪高町大字○○」(千種区に残存した大字猪子石・猪子石原の一部を除き名東区が分区後は「名東区猪高町大字○○」)に変更された。 村内唯一の小学校・中学校である猪高村立猪高小学校・猪高中学校はそのまま名古屋市立猪高小学校・猪高中学校と改称された。また、猪高保育園は名古屋市猪高保育園との名称で呼ばれるようになった。 猪高村農業協同組合は猪高町農業協同組合となった後、2000年(平成12年)に名古屋市農業協同組合と合併してなごや農業協同組合(JAなごや)となった。 人口の変遷猪高村域に相当する地域の人口
警察警察の出先機関として、村内には鍋屋町警察署猪高村一社駐在所(字一社)と同警察署猪高村猪子石駐在所(大字猪子石)の2駐在所が設置されていた[11]。 交通村内に鉄道路線なし。 名古屋市編入後の1969年(昭和44年)に、名古屋市営地下鉄東山線が旧村域に延伸開業し、旧村域に4駅(藤が丘・本郷・上社[注釈 7]・一社)が設置された。2005年(平成17年)には藤が丘駅を起点に愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)も開業している。なお、旧村域のすぐ近くに、名古屋市営地下鉄名城線の茶屋ヶ坂駅が2003年(平成15年)に開業している。 また、旧村域に東名高速道路 名古屋インターチェンジが1968年(昭和43年)に設置された[注釈 8]。 猪高村に関する資料
脚注注釈
出典
参考文献関連項目
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