瀬頭(せがしら)とは、宮崎県宮崎市内の地名。中央東地域自治区に属している。住居表示を行う瀬頭1丁目と瀬頭2丁目[5]、住居表示を行わない瀬頭町で構成される。郵便番号は瀬頭が880-0867[2]、瀬頭町は880-0868[3]。
地理
宮崎市の中央東地域自治区に属する。宮崎県道341号宮崎港宮崎停車場線と日豊本線に挟まれた地域に位置する。宮崎県道11号宮崎島之内線を挟んで南が瀬頭1丁目、北が瀬頭2丁目となる。1丁目の東、日豊本線より東に、旧町表示の瀬頭町がある。
北を老松1丁目、西を別府町・旭2丁目、南を松山2丁目・吾妻町、東を堀川町・永楽町と接する。
地名の由来
地名については2つの説がある[6]。
- イザナキノミコトが禊をしようとした際に上瀬(かみつせ)は瀬速く、下瀬(しもつせ)は瀬弱く、そのために選んだ中瀬(なかつせ)の始まりということから、瀬頭となったとの説[6]。
- 「瀬」とは浅瀬のことで、歩いて渡れる水量の場所であり、上流で連続する川原町と比べると低い土地を意味している。この地から下流側が瀬の始まり(頭)ということから、瀬頭と呼ばれた説。
宮崎市成立後、大字瀬頭から瀬頭町を含めた町が成立し、大字瀬頭が消滅。瀬頭町からも住居表示地域が誕生し、166年には瀬頭1-2丁目が誕生した。
歴史
- 1924年 - 宮崎市市制により大字瀬頭が誕生
- 1927年 - 大字瀬頭から吾妻町、瀬頭町、高洲町、出来島町、旧旭通1-3丁目、小島町が成立。大字瀬頭が
- 消滅。
- 1949年 - 瀬頭町から潮見町が成立。このころ、ほかにも永楽町、昭和町、堀川町、前原町が成立した。(時期不明。)
- 166年 - 瀬頭町・旭通1丁目~3丁目・老松通1丁目~2丁目・鶴来町をもって瀬頭1-2丁目が誕生。
世帯数と人口
2023年(令和5年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁
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世帯数
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人口
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瀬頭1丁目
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259世帯
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502人
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瀬頭2丁目
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367世帯
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544人
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瀬頭町
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24世帯
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33人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
交通
鉄道
JR日豊本線が通過する。最寄り駅は宮崎駅。
バス
宮交グループ[8]の運営するバスが営業している。
道路
施設
脚注
- ^ a b “地域自治区別・町丁大字別 人口・世帯数”. 宮崎市. 2023年9月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2023年9月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “住居表示地区内の新築届 - 宮崎市 [Miyazaki City]”. 宮崎市[Miyazaki-city]. 2023年9月11日閲覧。
- ^ a b “大淀川流域 地名いわれ事典”. www.qsr.mlit.go.jp. 国土交通省宮崎河川国道事務所. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “宮崎市立小中学校の通学区域に関する規則”. 宮崎市. 2022年11月25日閲覧。
- ^ 宮交グループ http://www.miyakoh.co.jp/
関連項目
外部リンク