沖縄県道70号国頭東線
沖縄県道70号国頭東線(おきなわけんどう70ごう くにがみひがしせん)は沖縄県国頭郡国頭村から国頭郡東村に至る県道(主要地方道)である。旧名称は名護国頭線。 概要沖縄本島北部東海岸を縦断する。 「名護国頭線」時代は沖縄県内の県道では最長の路線で、県内を通る国道を含めても当時国道58号、国道329号に次ぐ3番目に長かった。現在は西表島の沖縄県道215号白浜南風見線についで2番目だが、沖縄本島内の県道では最長で、国道を含めても6番目に長い(沖縄本島内では4番目)。 沿線は沖縄本島北部でもっとも山林など自然の多い"山原(やんばる)"という地帯を通るため、人口の少ない地域がほとんどで、信号は終点に近い東村平良の東村役場付近に連続した2か所しかない。 沖縄本島を一周するドライブ&ツーリングコースで、車やバイクが走りやすい道路であるものの交通事故も時々起きており、中でも沿線に生息する特別天然記念物ヤンバルクイナが死亡する事故が目立つ(特に繁殖期に多い)。このため従来全線最高速度が40 km/hだったのを沿線住民の交通安全とヤンバルクイナの保護から国頭村安波の一部区間を2006年(平成18年)から30 km/hに引き下げた(動物保護による速度制限の引き下げはあまり例がないという)。また、「動物注意・ヤンバルクイナ」と描かれたイラスト入りの標識が設置されている。 東村高江付近には、アメリカ軍北部訓練場のゲートがあり、県道上に止めた車両から小銃を携帯した兵士が出入りすることがある。2022年12月、東村議会は銃を持った兵士が行軍することに抗議する決議を行った[1]。 路線データ歴史
路線状況重複区間
道路施設橋梁
道の駅路線バスかつて73番・川田線、78番・名護東部線が通っていたが2018年10月に東村が独自にコミュニティバスの運行を開始したのに伴い、村外からの路線バスを乗り入れが廃止された(73番は廃止、78番は名護市内のみに路線短縮)。
地理通過する自治体交差する道路
沿線脚注
関連項目外部リンク |
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