江津本町駅(ごうつほんまちえき)は、島根県江津市江津町にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅[2](廃駅)である。
三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった[3]。
歴史
駅構造
浜原方面に向かって右側に、単式ホーム1面1線を持つ地上駅[1](停留所)であった。浜田鉄道部が管理する無人駅で、ホーム上に待合室兼用の駅舎があるのみであった[1]。乗車時は、直接ホームに入る形状になっていた。自動券売機等の設備はなかった。
当駅のかつての駅舎(待合室)は取り壊されたが、ホームや当駅周辺の線路は現在も残っている。なお、当駅附近(江津寄り)の線路は道路工事に伴い、一部が撤去された(2019年(令和元年)12月現在)。一方、当駅附近の橋梁は、撤去作業が進められている(2020年(令和2年)2月現在)。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は9人、1984年度は18人だった。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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8
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2000
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8
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2001
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7
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2002
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3
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2003
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2
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2004
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2
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2005
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1
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2006
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0
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2007
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0
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2008
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0
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2009
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0
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2010
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0
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2011
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0
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2012
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0
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2013
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0
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2014
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0
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2015
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0
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2016
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1
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2017
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2
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駅周辺
駅のすぐ東側には、河口が近い江の川がある[1]。江の川の反対側は、県道を挟んで丘になっている。本町という駅名ではあるが、駅の周囲には人家があまりない[2]。県道を北に進むと、江津市本町地区へ出る。山辺神社があり、民家が多い。
バス路線
以下のバス路線がある(2022年4月1日現在)。
その他
- 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目にちなんだ「恵比須」の愛称が付けられていた。江津が江の川沿いの港町で、かつては貿易が盛んであったことから、商売繁盛の神を題材にした演目が愛称として採用された[1][2][6]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 三江線
- 江津駅 - 江津本町駅 - 千金駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
江津本町駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- “江津本町駅”. JR西日本. 2018年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。
- “江津本町”. ぶらり三江線WEB. 三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会. 2017年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月14日閲覧。
- “江津本町散歩”. 社団法人 島根県建築士会 江津支部 事務局. 2018年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。