作木口駅(さくぎぐちえき)は、島根県邑智郡邑南町上田上ケ畑にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅(廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。
歴史
年表
駅名の由来
江の川の対岸にある広島県三次市の作木地区(旧・作木村)への入り口であることから。
駅構造
三次方面に向かって左側(構内の北東側)に、単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)であった。浜田鉄道部が管理する無人駅で駅舎は存在せず、屋根付き待合室のみ設置されていた。入場時には、直接ホームに入る形状になっていた。なお、自動券売機等の設備はなかった。
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駅全景。待合室は残存している(2019年9月)
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駅構内。立入禁止となっていた(2019年9月)
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は15人、1984年度は13人だった。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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10
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2000
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12
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2001
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10
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2002
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14
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2003
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12
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2004
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11
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2005
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6
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2006
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5
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2007
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5
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2008
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9
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2009
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6
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2010
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10
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2011
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7
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2012
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9
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2013
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6
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2014
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9
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2015
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7
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2016
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8
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2017
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5
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駅周辺
その他
- 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「胴の口」の愛称が付けられていた。旧作木村への入り口を意味する駅名と、神楽において初めに演奏され入り口となる演目「胴の口」との連想に由来する[7]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 三江線
- 江平駅 - 作木口駅 - 香淀駅
脚注
関連項目
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作木口駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク