石見都賀駅(いわみつがえき)は、島根県邑智郡美郷町都賀本郷にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅(廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。
歴史
年表
地名の由来
下野国の都賀と同じで、「栂の木」のあった所と言われている。駅名は所在地名が由来だが開業時には既に総武本線に都賀駅(千葉県千葉市若葉区)が存在していたため旧国名を冠した。
駅構造
島式ホーム1面2線を持ち、列車交換設備を有する無人駅(浜田鉄道部管理)であったが、2010年3月13日のダイヤ改正では当駅での列車交換は設定されなかった。地上駅であったが、ホームは築堤の高いところにあった。西側に入口があり、そこから築堤下のトンネルにある階段でホームまで登ることができた。なお、自動券売機などは設置されなかった。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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三江線
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上り
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浜原・江津方面
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2
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下り
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三次方面
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- 2017年3月時点で駅掲示時刻表にのりば番号が記載されている。入口側(上り)が1番のりばとなっており、列車運転指令上の番線番号(下りが1番線)とは逆転している。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は35人、1984年度は63人だった。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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23
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2000
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25
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2001
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23
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2002
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29
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2003
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27
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2004
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20
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2005
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20
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2006
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17
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2007
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12
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2008
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6
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2009
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5
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2010
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5
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2011
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4
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2012
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4
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2013
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2
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2014
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3
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2015
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3
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2016
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2
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2017
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1
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駅周辺
かつては山陰合同銀行や島根中央信用金庫の支店(山陰合同銀行は代理店[2])も近隣にあったが、ともに閉店した。
その他
- 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「髪掛けの松」の愛称が付けられていた[3]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 三江線
- 石見松原駅 - 石見都賀駅 - 宇都井駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
石見都賀駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク