広島県道・島根県道112号三次江津線(ひろしまけんどう・しまねけんどう112ごう みよしごうつせん)は、広島県三次市から島根県江津市に至る一般県道である。
概要
広島県三次市三次町から島根県江津市江津町に至る。
路線データ
本線
- 起点:広島県三次市三次町(三次町交差点、国道375号交点)
- 終点:島根県江津市江津町(国道9号交点)
- 総延長:94.9 km(うち通行不能区間3.8 km、起点 - 島根県江津市桜江町後山(82.7 km)、江津市川平町南川上 - 終点(8.4 km))
- 通行不能区間:島根県江津市桜江町後山 - 江津市川平町南川上(3.8 km)
バイパス
- 起点:島根県江津市嘉久志町(国道9号江津道路交点)
- 終点:島根県江津市江津町(江津町交差点、国道9号交点)
- 総延長:0.4 km
歴史
路線状況
路線名称からすれば県道の三江線となるが、JRの三江線とは異なり、いまだに全通していない。他路線との重用箇所があまりにも多く、存在意義は希薄になっている。
ずっと江の川左岸部を通るわけではなく、広島県安芸高田市高宮町佐々部 - 島根県邑智郡邑南町下口羽間は江の川右岸部を通っている。ちょうど重用区間に当たる上、地図や案内標識ではそのことは全く明記していないためずっと左岸部を通るものと誤解している人が多い。広島県三次市粟屋町 - 安芸高田市高宮町佐々部間など大型車通行困難箇所が多い。
島根県邑智郡邑南町矢上 - 邑智郡邑南町日和間(大利峠)や邑智郡邑南町・江津市境付近は12月15日 - 翌年3月15日の3ヶ月間通行止めになる。現在江津市中心部では本路線のバイパスが建設されており、すでに国道9号江津道路以北については完成している。ゆめタウン江津のすぐ東側の道に本路線の県道標識があるのはそのためである。
重複区間
道路施設
橋梁
- 広島県
- 祝橋(江の川、三次市) - 広島県内における最古の鋼橋
- 式敷大橋(江の川、安芸高田市高宮町佐々部(江の川左岸部) - 三次市作木町香淀(江の川右岸部)、国道375号重複区間内)
- 両国橋(三次市作木町大津(江の川右岸部) - 島根県邑智郡邑南町下口羽(江の川左岸部)、広島県道・島根県道4号甲田作木線重複区間内)
- 松川橋(江の川、江津市)
トンネル
- 広島県
- 門田(もんでん)トンネル:延長972 m、2010年(平成22年)竣工、三次市(国道375号重複区間内)
- 熊見トンネル:延長732 m、1999年(平成11年)竣工、三次市(国道375号重複区間内)
- 式トンネル:延長664 m、2002年(平成14年)竣工、三次市(国道375号重複区間内)
- 島根県
- 宮尾山トンネル:延長113 m、2008年(平成20年)竣工、邑智郡邑南町(島根県道・広島県道7号浜田作木線重複区間内)
- 伏谷トンネル:延長286 m、2012年(平成24年)竣工、邑智郡邑南町(島根県道・広島県道7号浜田作木線重複区間内)
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
峠
- 島根県
- 仁〆峠(邑智郡邑南町、島根県道・広島県道7号浜田作木線重複区間内)
- 大利峠(邑智郡邑南町)
脚注
関連項目
外部リンク