高宮町(たかみやちょう)は、かつて広島県の高田郡に存在した町。
2004年3月1日に高田郡の全6町(甲田・高宮・美土里・向原・八千代・吉田各町)が合併(新設合併)して発足した安芸高田市に移行したことに伴い消滅した。同時に高田郡も消滅した。
沿革
- 中世まで - 高宮郡が高田郡に吸収されて一旦消滅。
- 1889年4月1日 - 市町村制施行。高田郡川根・来原(くるはら)・船佐の各村が成立。
- 1956年9月30日 - 川根・来原・船佐各村が合併(新設合併)して高宮町が発足する。
- 2004年3月1日 - 高田郡の全6町が合併(新設合併)して発足した安芸高田市に移行したことに伴い消滅する。同時に高田郡も消滅する。
経済
農業
多くの町民は兼業農家として、農業と別の収入で生計を立てている。『大日本篤農家名鑑』によれば篤農家は川根村は井澤、船佐村は永井、香川、瀬川、三上、若狭、泉、吉川、近藤、田桑、佐々木、平田、来原村は秋田、岩崎などがいた[1]。
歴代町長
- 香川静樹( - 1980年在任)
- 児玉更太郎(1980年 - 2004年まで在任) - 来女木出身。全国町村会副会長なども歴任。廃町まで在任。市制施行後、初代安芸高田市長。安芸高田市長をつとめた児玉浩の父[2]。
主要施設
- 田園パラッツォ…文化ホール、図書館、民俗資料館を併設した施設。
地理
河川
山
- 熊谷山(512.4m)
- 面山(486.6m)
- 大仙山(390.2m)
名所・旧跡
大字(2004年2月29日当時のデータ)
- 川根(かわね)
- 来女木(くるめぎ)
- 佐々部(ささべ)
- 羽佐竹(はさだけ)
- 原田(はらだ)
- 船木(ふなき)
- 房後(ぼうご)
交通(2004年2月29日当時のデータ)
鉄道
JR三江線
道路
高速道路
国道
主要地方道
一般県道
教育(2004年2月29日当時のデータ)
小学校
- 高宮町立川根小学校
- 高宮町立来原小学校
- 高宮町立船佐小学校
中学校
高等学校
出身人物
脚注
関連項目
外部リンク