殷勇

殷 勇
生年月日	1969年8月（55歳）
出生地	中国 湖北省孝感専区漢陽県
出身校	清華大学 ハーバード大学
所属政党	中国共産党
北京市人民政府市長
在任期間	2022年10月28日 -

殷 勇
各種表記
繁体字：	殷 勇
簡体字：	殷 勇
拼音：	Yīn Yǒng
和名表記：	いん ゆう

殷 勇（いん ゆう、1969年8月 - ）は、中華人民共和国の官僚、政治家。現職は北京市人民政府市長。

経歴

1969年8月、湖北省孝感専区漢陽県（現在の武漢市蔡甸区）で生まれる。1987年、清華大学自動系に入学した。1992年を卒業。1997年、清華大学にて博士（系統工程学）号を取得。清華大学の指導教官は鄭維敏（中国語版）教授[1]。

1994年5月に中国共産党入党。1997年1月に国家外匯管理局（中国語版）へ入局した。以後、儲備管理司儲備管理処副処長、戦略研究所副処長、中国投資会社（シンガポール）総経理、儲備管理司副司長、中央外匯業務中心主任兼党委員会委員、中央外匯業務中心兼党委員会副書記を歴任した。

2015年8月19日、中国人民銀行行長助理に転任[2]。2016年12月27日、副行長に昇格[3]。

2018年1月19日、北京市の第14期人民代表大会（市議会）第44回会議に閉幕し、殷勇が北京市人民政府副市長に選出されました[4]。2018年12月、北京市党委員会常務委員に任命。2022年6月、北京市党委員会副書記に昇格[5]。2022年10月28日、北京市人民政府市長代行に転じた。前任の陳吉寧に上海市党委員会書記へ異動した後、空席となっていた[6]。

出典

1. “70後央行殷勇晋升副部：被朱鎔基称為“娃娃”” (中国語). 搜狐 (2016年12月28日). 2019年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
2. “寧吉喆任發改委副主任 辛国斌任工信部副部長” (中国語). 網易 (2015年8月19日). 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
3. “国務院任免国家工作人員” (中国語). 中国政府網 (2016年12月27日). 2018年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
4. “央行副行長殷勇任北京市副市長” (中国語). 澎湃新聞 (2018年1月19日). 2019年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
5. “北京新一屆市委常委名単(書記蔡奇 副書記陳吉寧、殷勇)”. 中国経済網. 2022年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月21日閲覧。
6. “殷勇任北京市副市長、代市長” (中国語). 中新網. 2022年10月28日閲覧。

党職
先代 張廷昆（中国語版）	中国共産党北京市委員会専職副書記 2022年–	現職
官職
先代 陳吉寧	北京市人民政府市長 2022年–	現職