東武バスセントラル葛飾営業所(とうぶバスセントラルかつしかえいぎょうしょ)は、東京都葛飾区西水元一丁目の飯塚橋東詰付近にある営業所である。所属車両のナンバーは葛飾ナンバー(葛飾ナンバー誕生以前は足立ナンバー)である。
組織上、足立営業事務所の傘下である。
主に東京メトロ千代田線・常磐線の綾瀬駅、亀有駅から足立区北東部および営業所所在地である葛飾区西水元地区を結ぶ路線を担当している。
最寄駅および停留所
- 最寄停留所:葛飾車庫、葛飾車庫入口、飯塚橋
- 最寄駅:亀有駅よりバス約10分、上記停留所下車。
沿革
- 1989年4月1日 - 前身の足立営業所大谷田出張所が現在地に移転、葛飾営業所として発足し花畑出張所が足立から同営業所の傘下になる。
- 2002年10月1日 - 組織変更により東武バスセントラル葛飾営業所となる。
輸送人数
現行路線
綾瀬駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口線
綾21系統の綾瀬警察署前(北綾瀬駅)は六ツ木都住方向のみ停車する。
前乗り後降り運賃前払いだが埼玉県内を走行する六ツ木都住~八潮駅北口は加算料金となっており乗車時に降車バス停の申告が必要となっている。
綾瀬駅 - 六町駅 - 足立車検場 - 竹の塚駅線
- 綾24:綾瀬駅 - 青井六丁目 - 六町駅 - 足立車検場前 - 第五都営住宅 - 竹の塚駅東口
- 綾20:青井六丁目 - 西六町 - 足立車検場前 - 竹の塚駅東口(綾24の区間便、始発時間帯の駅行き・終発時間帯の駅発のみ運行)
綾瀬駅 - 葛飾車庫線
- 綾23:綾瀬駅 - 団地西通り - 東和四丁目 - 大谷田 - 葛飾車庫
出入庫便のため、大型車のほか、小型車による運行もある。入庫便を兼ねた深夜バス(深夜39、綾瀬駅→西水元循環→葛飾車庫行きのみ)も存在したが、2023年12月25日廃止[6]。
綾瀬駅 - 東和住区センター線
- 綾31:綾瀬駅←綾瀬三丁目←東綾瀬団地←東和住区センター(平日のみ)
- 綾33:綾瀬駅→綾瀬三丁目→東綾瀬団地→東和住区センター東→大谷田→葛飾車庫(平日のみ)
- 綾33:綾瀬駅←綾瀬三丁目←東綾瀬団地←東和住区センター←大谷田←葛飾車庫(平日のみ)
- 綾34:綾瀬駅→綾瀬三丁目→東綾瀬団地→東和住区センター東→大谷田→飯塚橋下→大谷田一丁目(平日のみ)
- 綾35:綾瀬駅←綾瀬三丁目←東綾瀬団地←東和住区センター東←大谷田一丁目←飯塚橋下←大谷田(平日のみ)
末端部は反時計回りのループ線となっている。運賃は周辺を走るはるかぜ(足立区コミュニティバス)2号・4号・7号に合わせて230円となっている(1号・5号・6号・8号・9号・11号・12号は210円)。
亀有駅北口・綾瀬駅 - 水元総合スポーツセンター線
- 有36:亀有駅北口 - 大谷田 - 葛飾清掃工場 - 南水元 - 水元総合スポーツセンター
- 綾37:綾瀬駅 - 団地西通り - 東和四丁目 - 大谷田 - 葛飾清掃工場 - 南水元 - 水元総合スポーツセンター
亀有駅北口 - 西水元循環線
- 有25:亀有駅北口 - 大谷田 - 葛飾車庫(出入庫)
- 有27:亀有駅北口 - 大谷田 - {飯塚橋→水元神社前→西水元六丁目→葛飾車庫入口}(西水元循環)
- 有26(葛飾車庫止まり)・有27(亀有駅行):亀有駅北口 - 大谷田 - 西水元循環 - 葛飾車庫
- 2006年8月17日 亀有駅北口~西水元循環経由~葛飾車庫行きの深夜バスを新設[17]
- 2004年2月1日:従来亀有駅 - 葛飾車庫間であった運転区間を延長、西水元地区を反時計回りに一周する「西水元循環」とする。[18][19]
西水元地区は往復とも反時計回り循環。亀有駅発西水元循環葛飾車庫行深夜バスを運行。
亀有駅北口 - 戸ヶ崎 - 三郷中央駅線
- 有51:亀有駅北口 - 大谷田 - 戸ヶ崎 - 上戸ヶ崎 - 三郷中央駅
前乗り後降り運賃前払いだが埼玉県内は加算料金となっており乗車時に降車バス停の申告が必要となっている。
亀有駅北口 - 佐野・六ツ木循環線
- 有38:亀有駅北口 → 東和三丁目 → 辰沼団地入口 → 佐野公園 → 新広橋 → 六ツ木団地 → 辰沼団地入口 → 東和三丁目 → 亀有駅北口(佐野・六ツ木循環)
- 2019年(令和元年)12月14日:前身の一つである有29の深夜バスが平日2便運行から1便運行に減少[22]。
- 2021年(令和3年)1月30日:有29 土日朝1便片道のみ運行[23]。
- 2022年(令和4年)3月14日:前身である有28が廃止。その代替として六ツ木都住手前で折り返す有38 亀有駅北口-佐野公園-六ツ木団地-亀有駅北口(佐野・六ツ木循環)が新設。有29の運行が土日夜1便片道に変更[3]。
- 2023年(令和5年)12月25日:有29廃止。[6]
亀有駅北口 - (環七通り) - 足立区役所・王子駅線
- 王30:亀有駅北口 - 綾瀬警察署(北綾瀬駅) - 本町五丁目 - 西新井大師 - 東京女子医大足立医療センター - 鹿浜橋 - 王子五丁目(王子神谷駅) - 王子駅(昼2往復のみ)
- 足35:亀有駅北口 - 綾瀬警察署(北綾瀬駅) - 本町五丁目 - (無停車) - 足立区役所(平日昼1往復のみ)
- 王30(臨時):亀有駅北口 - 綾瀬警察署(北綾瀬駅) - 本町五丁目 - 西新井大師(年始のみ)
ほぼ環七に沿って走行する路線バス
後述にある王31、王32の廃止以降、王30は東武バスグループの一般路線の中で唯一、北区内まで運転する路線となっている。
例年正月3が日には、西新井大師初詣客対策として臨時便が運行されている。
足35は都営バスが2013年3月31日まで運行していた有30系統と同一区間・ルートであるが、足35は終点間際の小右衛門町と足立区役所前(路上停留所)が無停車という点が異なる。
西新井駅 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅線(はるかぜ7号)
- 西21:西新井駅東口 - 六町駅 - 六ツ木都住(平日のみ)
足立区コミュニティバスはるかぜの一つであり、西新井駅東口から平野地区を通り、六町駅を経由後に足立区の最も北東に位置する六ツ木都住までを結ぶ系統で、六ツ木都住から埼玉県八潮市の八潮駅まで乗り入れていた時期もあり、埼玉県内である六ツ木都住 - 八潮駅北口間は区間制運賃が適用されていた。また、狭隘区間が存在するため、専ら小型車両が使用されている。
単一経路ではあるが、八潮駅まで乗り入れる全線を通しての運行は運行開始当初から少なく六ツ木都住折り返しが主で、2024年3月改正で八潮駅乗り入れは廃止された。運行回数は1日6回にとどまっており、全区間とも乗客は比較的少ない。開業当初は主力である足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住間に毎時1-2回程度の運行があり、六町駅折り返し便が設定された時期もあった。
2025年3月末をもって系統廃止されることとなった。これに伴い複数停留所も併せて廃止となる。
廃止路線
1990年頃、廃止
- 王31:綾瀬駅 - 本町五丁目 - 西新井大師 - 鹿浜橋 - 王子五丁目 -王子駅(都営バスと共同運行)
- 王32:西新井駅 - 西新井大師 - 鹿浜橋 - 王子五丁目 -王子駅
2013年3月廃止
はるかぜ第7弾として梅島・六木線として開設された際は下記で運行されていたが2013年3月に西新井駅発着となった際に廃止となった。[27]
- 梅31:梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住
- 梅32:梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口
- 梅33:梅島駅入口 - 足立区役所 - 六町駅
- 梅34:六町駅 - 六ツ木都住
- 梅35:六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口
- 足37:足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口
- 足39:足立区役所 - 六町駅 - 六ツ木都住
2013年11月廃止
- 有51:亀有駅北口 - 大谷田 - 戸ヶ崎 - 農協支所[21]
2015年頃、西新井営業所に移管
- 王30:王子駅 → (この間無停車) → 鹿浜橋 → 西新井大師 → 西新井駅西口(深夜バス、王子駅発のみ)
2022年3月廃止
- 六21:綾瀬駅→団地西通り→東和三丁目→大谷田五丁目→辰沼団地入口→六ツ木団地→六ツ木都住(深夜バスのみ)
- 有28:亀有駅北口 - 東和三丁目 - 辰沼団地入口 - 六ツ木団地 - 六ツ木都住
- 2022年3月14日:有28が廃止。代替として六ツ木都住手前で折り返す有38 亀有駅北口-佐野公園-六ツ木団地-亀有駅北口(佐野・六ツ木循環)が新設。[3]
2023年12月廃止
- 有29:亀有駅北口 → 大谷田一丁目 → 大谷田三丁目 → 辰沼団地入口 → 六ツ木団地 → 六ツ木都住(土休日夜1便片道のみ運行)[6]
- 深夜39:綾瀬駅 → 東和四丁目 → 大谷田 → 西水元六丁目 → 葛飾車庫[6]
2024年3月廃止
- 綾22:綾瀬駅 - 青井六丁目 - 西六町 - 足立車検場前 - 第五都営住宅
- 西22:西新井駅東口 - 六町駅 - 六ツ木都住 - 八潮駅北口
車両
2020年に交付された葛飾ナンバーを取り付けた車両が9月に入り運用をスタートしている。
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六ツ木都住折り返し場にて(葛飾営業所の車両)
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葛飾営業所にて(葛飾営業所の車両)
脚注
関連項目
外部リンク