都道番号標示(平山通り・八王子市堀之内)
東京都道155号 町田平山八王子線(とうきょうとどう155ごう まちだひらやまはちおうじせん)は、東京都町田市から多摩市、日野市を経て八王子市に至る一般都道である。
概要
起点の図師大橋交差点
町田市下小山田町の狭隘路(大泉寺バス停留所付近)
町田市上小山田町付近の狭隘路入口
唐木田付近の狭隘路
堀之内付近の狭隘路(2023年8月31日付で都道指定解除された区間)
新道区間(東京薬科大学東交差点)。前後三本のトンネルで七生丘陵を縦断する
路線データ
路線状況
- 町田市の図師大橋交差点 - 桜橋バス停留所付近はかつて1 - 1.5車線の狭隘路となっていたが、1990年代以降に順次拡幅が進められ、2車線化された。桜橋バス停留所先から大泉寺バス停留所周辺までは、2025年現在も1車線の狭隘路のままとなっているが、東京都が2車線化に向けて拡幅事業を進めている[2]。
- 町田市の小山田バス停留所付近 - 尾根幹線道路交点手前までは幅員1.9 - 2.1 mの狭隘路であり、2トン以上の自動車は通れず、普通車の離合も困難である。
- 南多摩尾根幹線道路交点付近は私有地内の未舗装の農道(当時)が都道指定されていたが、現在は新道が完成している。なお旧道は現在も指定されており、展望台につながる舗装遊歩道(よこやまの道)になっている。
- 旧道の八王子市堀之内の堀之内芝原公園 - 旧多摩テック付近までは、上記と同じ程度の狭隘路であるため離合は難しい上、抜け道として利用されており交通量が多く見通しも悪い。ただし、八王子市堀之内の大栗川橋北交差点北側 - 日野市平山の奥山橋下交差点間(後述のトンネル部分を含む区間)では対面二車線の新道が整備されており、旧道のうち八王子市堀之内の部分(日野市境まで)は2023年8月31日付で都道指定を解除された[3]。それに伴い、八王子日野市境 - 都道503号交点(八王子市堀之内943付近)は都道503号の単独区間となった。
- 平山橋の南北それぞれに旧道が存在するが、南の旧道は2025年現在も都道に指定されているのに対し、北の旧道は平成16年に指定解除されている[4]。
通称
- 平山通り
- 大栗川橋南交差点(八王子市堀之内)から石川入口交差点(八王子市大和田町)まで、東京都道路通称名公告によって呼称が付けられた[5]。
重複区間
橋梁
トンネル
- 北八幡寺芝トンネル - 延長49 m
- 堀之内第一トンネル - 延長256 m、1996年12月完成
- 堀之内第二トンネル - 延長60 m、1995年3月完成
- 堀之内第三トンネル - 延長120 m、1994年3月完成
- 平山地下道 - 延長12 m
地理
通過する自治体
交差する道路
現道区間
旧道区間その1
交差する道路 |
交差点名 |
所在地
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現道 |
- |
多摩・町田市境
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(終点) |
(交差点なし) |
多摩市
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よこやまの道
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旧道区間その2
程久保六丁目までは狭隘区間
交差する道路 |
交差点名 |
所在地
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現道 |
- |
八王子市
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市道移管区間
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東京都道503号相模原立川線 |
- |
- |
八王子市
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指定解除区間(旧:都道503号重複区間、現:都道503号単独区間)
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(指定解除区間終点) |
(交差点なし) |
八王子・日野市境
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都道503号重複区間
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- |
東京都道503号相模原立川線 |
程久保六丁目 |
日野市
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現道 |
奥山橋下
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旧道区間その3
交差する道路 |
交差点名 |
所在地
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東京都道173号上館日野線(北野街道) |
- |
八王子市
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現道(平山陸橋の副道) |
-
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余談
- 町田市内の狭隘区間は非常に狭く、交通系の話題で「都道最凶の狭さ」と紹介されることも珍しくない。
- 狭隘区間の起点の周辺に小田急多摩線の新駅設置構想があり、実現された際にこの狭隘区間が拡幅されるのかは不明である。
脚注