東京都民銀行
株式会社東京都民銀行(とうきょうとみんぎんこう、英: The Tokyo Tomin Bank, Limited)は、かつて存在した東京TYフィナンシャルグループ(現・東京きらぼしフィナンシャルグループ)傘下の地方銀行。本店は東京都港区に置いていた。2018年5月1日に八千代銀行・新銀行東京と合併し、きらぼし銀行となった。 概要旧・日本興業銀行系とされ[1]、歴代トップは同行出身者が就任する例が多かった。いわゆる戦後地銀の1行である。1968年に東都銀行が三井銀行(後の太陽神戸三井銀行→さくら銀行、現・三井住友銀行)へ吸収合併されて以降は、後身のきらぼし銀行も含め東京都内に本店を置く唯一の地方銀行であった。 2013年(平成25年)8月5日、同じく都内を地盤とする第二地銀である八千代銀行と2014年(平成26年)秋を目処に金融持株会社を設立し、経営統合をする交渉が進められていると報じられ[2][3]、2014年(平成26年)(平成26年)10月1日に、両行が銀行子会社として傘下に入り、「株式会社東京TYフィナンシャルグループ」を設立。本社を八千代銀本店に設置した[4][5][6][7]。 2014年(平成26年)3月、清水建設がサーベラス傘下である昭和地所の所有する土地を取得し建設するビルを、都民銀が完成後に買い取り本店を移転すると報じられ[8][9]、2017年(平成29年)9月19日から完成した新本店ビルで業務を開始した[10]。 2018年(平成30年)5月1日、東京都民銀行と八千代銀行、新銀行東京が合併し「株式会社きらぼし銀行[11]」へ社名変更した。後身のきらぼし銀行の金融機関コードは東京都民銀行の「0137」を継承している。 ATMについてATMでは、イオン銀行・常陽銀行・筑波銀行・武蔵野銀行・千葉銀行・横浜銀行・東日本銀行・八千代銀行のキャッシュカードによる出金は自行扱いであった他、しゅとねっとで提携している同行・東日本・八千代の3行については相互入金も実施していた。また、コンビニATM(セブン銀行)での入出金やJR東日本の駅に設置されるATMコーナーである「ビューアルッテ」での出金も可能であった。 沿革
キャラクター2007年(平成19年)2月10日から2016年(平成28年)7月31日まではサンリオのキャラクターである『シナモロール』をイメージキャラクターとして採用し[16]、同年8月1日からは、東京TYFGの共通イメージキャラクターとして、サンリオの『リトルツインスターズ』を導入した[17]。 このほか、2011年(平成23年)7月19日からFC東京デザインの総合口座通帳・キャッシュカード・積立預金通帳も発行していた。 ギャラリー脚注注釈出典
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