木月住吉町
木月住吉町(きづきすみよしちょう)は、神奈川県川崎市中原区の町名。丁目のない単独行政地名。住居表示実施済区域[5]。 地理中原区の南東に位置し、二ヶ領用水の本流と、その支流である渋川に挟まれている。域内を綱島街道(東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線)が貫通しているほか、災害医療拠点病院にも指定されている関東労災病院も所在する。 木月住吉町は北端で今井南町と、北東端で市ノ坪と、東端で苅宿と、南端で西加瀬と、南西端では渋川を境として木月と、北西端では東急東横線を境として木月伊勢町と接している。これらの町域はすべて中原区に属しており、木月住吉町は市境や区境には接していない。 地価住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、木月住吉町28-32の地点で48万7000円/m²となっている[6]。 歴史→「木月 (川崎市) § 歴史」も参照
木月住吉町は、1942年(昭和17年)に木月から分離されて設置された[7]。それと前後して東京航空計器の工場が当地に進出し、農地が軍需工場へと転用されていった[7]。その結果、戦時中には空襲の被害も受け、また戦後には工場敷地がアメリカ軍に占領された[7]。その跡地には、のちに神奈川県立住吉高等学校や中原平和公園が設置された。 地名の由来中原町の成立にともなって正式な地名から消えた住吉村の名前に由来する。なお、「住吉村」の名前自体は瑞祥地名だという話が地元に伝わっている[7]。また、「木月」の由来については木月 (川崎市)#地名の由来を参照のこと。 沿革
町域の変遷
世帯数と人口2024年(令和6年)9月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年3月時点)[19][20]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通鉄道東急東横線・目黒線が当地の北西端を通過するが、当地に駅はない。元住吉駅が至近に所在する。 道路
路線バス川崎市交通局と川崎鶴見臨港バスによって、川崎駅西口・小杉駅東口・横須賀線小杉駅・新城駅・新川崎駅・新川崎交通広場などを結ぶバスが当地を経由して運行されている。 施設教育施設
その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]。
脚注
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