日本女子囲碁リーグ
日本女子囲碁リーグ(にほんじょしいごリーグ)は、日本の囲碁の棋戦。2024年、日本棋院創設100周年記念事業の一環として創設。 女性棋士のみが出場できる女流棋戦であるが、日本の囲碁棋戦では初となる、団体戦での公式戦であることが特色である[1]。 概要1チーム3人が出場するリーグ戦を、他チームと各2回戦のホーム・アンド・アウェイ方式で行う。各チームの所属選手はドラフト会議によって決定する。日本棋院に所属していない、関西棋院所属棋士や日本国外団体の棋士も各チーム1名まで参加可能であるが[1]、第1回で指名された棋士は全員が日本棋院所属であった。
方式各チーム監督1名と選手4名が所属する。監督は各ラウンドごとに出場する選手3名と並び順を決定する[注 1]。また、各選手はリーグ戦全日程の中で最低2試合の出場義務が課される。 第1回は5つのチーム(チームセンコーグループ、チーム囲碁・将棋チャンネル、チーム名古屋、チーム若鯉、チーム福岡)が参加し、ホーム・アンド・アウェイ方式で他チームと各2回戦、2度の手空きを含む全10ラウンドのスケジュールで8回戦のリーグ戦を行う。首位のチームと2位のチームで決勝戦を実施し、優勝チームを決定する。 持ち時間1時間、コミ6目半。ホームチームの主将と三将が白、副将が黒を持ち、対局は3局が同時に行われる[3]。 第1回のリーグ戦は、2024年7月から翌2025年5月にかけて行われる。対局日は全て土曜日の予定。世界戦の日程やホームゲームのチームスポンサーが希望する場所に対局を誘致する場合、対局日程を変更することがある。 対局は基本的に日本棋院東京本院で行われる。チームのホームゲームのみ、チームスポンサーが費用を持つことで開催場所や日程を変更することができる。 参加チーム
ドラフト会議2024年5月28日に第1回ドラフト会議が行われた[4]。指名はチームスポンサーが選出した監督が行い、重複した場合は抽選で獲得チームを決定する。チームスポンサーが関わる棋戦で活躍した棋士や、ホームゆかりの棋士が指名される等、チームスポンサーの意向が反映される傾向も見られる。
脚注注釈出典
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