囲碁の記録一覧

囲碁の記録一覧(いごのきろくいちらん)は、日本棋院または関西棋院に所属する囲碁棋士の記録の一覧である。

獲得タイトル

獲得数

太字は名誉位獲得。2024年12月6日時点。

棋戦 棋士 獲得数 備考(次点など)
全タイトル通算 井山裕太 77期 趙治勲は76期
七大タイトル通算 井山裕太 61期 趙治勲は42期
二日制タイトル通算[注釈 1] 趙治勲 29期 井山裕太は28期
棋聖戦 井山裕太 9期 小林光一は8期
名人戦 趙治勲 9期 小林光一・井山裕太は8期
本因坊戦 趙治勲(本因坊治勲) 12期 井山裕太(本因坊文裕)は11期
王座戦 加藤正夫 11期 井山裕太(在位中)は10期
天元戦 井山裕太 8期 林海峰・小林光一は5期
碁聖戦 井山裕太 10期 在位中。小林光一は9期
十段戦 加藤正夫 7期 趙治勲・井山裕太(在位中)は6期
NHK杯 坂田栄男 11期 大竹英雄、依田紀基、結城聡は5期
阿含・桐山杯[注釈 2] 張栩・井山裕太 5期
竜星戦 井山裕太 5期 一力遼は4期
王冠戦 山城宏 15期 日本棋院中部総本部限定戦
関西棋院第一位 橋本昌二 12期 関西棋院限定戦
女流名人戦 謝依旻 9期 女流棋士限定戦
女流本因坊戦 謝依旻藤沢里菜 8期 女流棋士限定戦
女流棋聖戦 謝依旻 7期 女流棋士限定戦
女流立葵杯 藤沢里菜 6期 女流棋士限定戦
扇興杯女流最強戦 藤沢里菜 4回 女流棋士限定戦
若鯉戦 一力遼上野愛咲美 2回 年齢・段位限定戦
新人王戦[注釈 3] 依田紀基 5回 年齢・段位限定戦。現在は優勝経験者は参加できず。
マスターズカップ 趙治勲 4回 終了棋戦
日本棋院選手権戦 坂田栄男 12回 終了棋戦

連覇記録

七大タイトルの連覇記録
順位 棋士 タイトル 連覇数 獲得年度 備考
1 井山裕太 本因坊 11 2012 - 2022  
2 趙治勲 本因坊 10 1989 - 1998  
3 井山裕太 棋聖 9 2013 - 2021
3 高川格 本因坊 9 1952 - 1960  
5 加藤正夫 王座 8 1982 - 1989  
5 小林光一 棋聖 8 1986 - 1993  
7 坂田栄男 本因坊 7 1961 - 1967  
7 小林光一 名人 7 1988 - 1994  
9 藤沢秀行 棋聖 6 1977 - 1982  
9 大竹英雄 碁聖 6 1980 - 1985  
9 小林光一 碁聖 6 1988 - 1993  
9 井山裕太 碁聖 6 2012 - 2017  
13 石田芳夫 本因坊 5 1971 - 1975  
13 趙治勲 名人 5 1980 - 1984  
13 林海峰 天元 5 1989 - 1993  
13 井山裕太 天元 5 2015 - 2019  

※この他、大竹英雄は日本棋院第一位決定戦で2連覇、これが発展した全日本第一位決定戦で引き続き5連覇し、計7連覇を果たしている。

連続記録

記録 棋士
同一タイトル戦連続出場 加藤正夫井山裕太 12期(加藤は王座戦第28期 - 第39期、井山は本因坊戦第67期 - 第78期)
七大タイトル連続在位期間 井山裕太 15年2か月 =継続中(2009年10月15日名人位獲得 - 継続中)
七大タイトル連続獲得 井山裕太 12回(2016年王座戦 - 2018年本因坊戦)
七大タイトル連続出場 井山裕太 29回(2015年本因坊戦 - 2019年本因坊戦)
七大タイトル獲得連続年数 趙治勲 21年(1979年 - 1999年)
七大タイトル出場連続年数 趙治勲 24年(1979年 - 2002年)
トップリーグ連続在籍[注釈 4] 林海峰 35期(名人戦、旧名人戦第3期 - 新名人戦23期)[注釈 5]

名誉称号

各タイトルを5連覇または通算10期以上保持した者は、現役引退後または60歳の誕生日を迎えた後に「名誉○○」(○○はタイトル名、本因坊は永世称号として「○○世本因坊」)を名乗ることが許される。また10連覇(本因坊戦は9連覇)した場合現役60歳未満で名乗ることができる。

名誉称号一覧
名誉称号 棋士
名誉棋聖 藤沢秀行小林光一・(井山裕太)
名誉名人 趙治勲・小林光一
永世本因坊 高川格坂田栄男石田芳夫・趙治勲・井山裕太
名誉王座 加藤正夫・(井山裕太)
名誉天元 林海峰・(井山裕太)
名誉碁聖 大竹英雄・小林光一・(井山裕太)
名誉十段 (名誉称号保持者不在)
名誉日本棋院選手権者 坂田栄男
名誉NHK杯選手権者 坂田栄男
名誉関西棋院第一位 橋本昌二・(余正麒)
名誉女流本因坊 (謝依旻)・(藤沢里菜)
名誉女流名人 (謝依旻)・(藤沢里菜)
名誉女流棋聖 (謝依旻)
名誉女流立葵杯 (藤沢里菜)

括弧つきの棋士は、条件を満たすまで名誉称号を名乗ることができない有資格者。

グランドスラム

七大タイトルを全て一回以上通算で経験する事をグランドスラムと呼び、これを達成したのは趙治勲張栩井山裕太の3人(2023年現在)。このうち、井山裕太は七大タイトル全てを同時に保持したことがある(七冠、2016年が初)。また、井山は2017年のすべてのタイトルを獲得する年間グランドスラムも達成した。7つのうち6タイトル獲得者は加藤正夫林海峰山下敬吾の3人。

グランドスラム達成者
棋士 棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元
趙治勲 1983 1982 1981 1979 1980 1976 1987
張栩 2010 2009 2003 2006 2004 2003 2008
井山裕太 2013 2011 2012 2012 2009 2012 2011
  • 年は初獲得年。黄色はグランドスラム達成時のタイトル。

七大棋戦同時在位

3以上の七大タイトルに同時に在位した棋士(各棋士の最高同時在位数)
タイトル数 棋士 タイトル 開始 終了 在位期間 備考
7 井山裕太 棋聖・名人・本因坊
王座・天元・碁聖・十段
2016十段 2016名人 197日 史上初の七冠独占
2017名人 2018碁聖 290日 年間グランドスラム
5 張栩 名人・王座・天元・碁聖・十段 2009十段 2009名人 183日  
4 加藤正夫 本因坊・王座・天元・十段 1979王座 1980十段 159日  
名人・王座・碁聖・十段 1987碁聖 1988十段 255日  
趙治勲 棋聖・名人・本因坊・十段 1983棋聖 1983十段 41日  
小林光一 棋聖・名人・天元・十段 1986棋聖 1986名人 211日  
一力遼 棋聖・名人・本因坊・天元 2024名人 継続中  
3 坂田栄男 名人・本因坊・王座 1963王座 1965名人
本因坊・王座・十段 1966王座 1967王座
石田芳夫 名人・本因坊・王座 1974王座 1975名人  
大竹英雄 名人・碁聖・十段 1980碁聖 1980名人  
王立誠 棋聖・王座・十段 2001十段 2001王座 204日  
芝野虎丸 名人・王座・十段 2020十段 2020名人 110日  

最年少記録

記録 棋士の名前 年齢 棋戦
最年少棋聖 井山裕太 23歳10か月 第37期 (2013年)
最年少名人(最年少七大タイトル獲得) 芝野虎丸 19歳11か月 第44期 (2019年・史上初の10代名人)[1]
最年少本因坊 石田芳夫 22歳10か月 第26期 (1971年)
最年少王座 芝野虎丸 20歳0か月 第67期 (2019年)
最年少天元 関航太郎 20歳0か月 第47期 (2021年)
最年少碁聖 許家元 20歳7か月 第43期 (2018年)
最年少十段 芝野虎丸 20歳7か月 第58期 (2020年)
最年少七大タイトル防衛(連覇) 関航太郎 21歳0か月18日 第48期天元 (2022年)
最年少二冠 芝野虎丸 20歳0か月 名人・王座(2019年)
最年少三冠 芝野虎丸 20歳7か月 名人・王座・十段(2020年)
最年少四冠 井山裕太 23歳2か月 本因坊・天元・碁聖・十段(2012年)
最年少五冠 井山裕太 23歳5か月 本因坊・王座・天元・碁聖・十段(2012年)
最年少六冠[注釈 6] 井山裕太 23歳9か月 棋聖・本因坊・天元・王座・碁聖・十段(2013年)
最年少七冠[注釈 7] 井山裕太 26歳10か月 棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段(2016年)
最年少グランドスラム 井山裕太 23歳9か月 2013年(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)
最年少七大タイトル名誉称号資格 石田芳夫 26歳 永世本因坊[注釈 8](1975年)
最年少阿含・桐山杯優勝 井山裕太 16歳4カ月 第12期(2005年)
最年少竜星戦優勝 芝野虎丸 17歳8か月 第26期(2017年)
最年少NHK杯優勝 伊田篤史 20歳11か月 第62期(2015年)
最年少新人王戦(25歳以下、六段以下限定)優勝 大西竜平 16歳6か月 第41期(2016年)(初出場で優勝。史上初)[2]
最年少テイケイ杯俊英戦(25歳以下限定)優勝 許家元 24歳3か月 第1回(2022年)
最年少若鯉戦(30歳以下、七段以下限定)優勝 一力遼 16歳5ヶ月 第8回(2013年)
最年少王冠戦(日本棋院中部総本部限定)優勝 山城宏 19歳 第18期(1977年)
最年少関西棋院第一位決定戦(関西棋院限定)優勝 村川大介 19歳 第54期(2010年)
最年少女流名人(女流棋士限定) 謝依旻 18歳3ヶ月 第20期(2008年)
最年少扇興杯女流最強戦(女流棋士限定)優勝 藤沢里菜 18歳9か月 第2回(2017年)
最年少女流立葵杯(女流棋士限定)優勝 藤沢里菜 15歳9か月 第1回(2014年)
最年少女流本因坊(女流棋士限定) 藤沢里菜 16歳1ヶ月 第33期(2014年)
最年少女流棋聖(女流棋士限定)(最年少タイトル獲得) 仲邑菫 13歳11か月[注釈 9] 第26期(2023年)
最年少女流五冠 藤沢里菜 22歳 2021年(女流本因坊・女流名人・立葵杯・カマチ杯・扇興杯)
最年少女流グランドスラム 上野愛咲美 21歳 2023年(女流本因坊・女流名人・立葵杯・女流棋聖・扇興杯)
最年少名誉称号資格 謝依旻 21歳11か月 名誉女流本因坊[注釈 10](2011年)
最年少棋聖位挑戦 一力遼 20歳7か月 第42期 (2018年)
最年少名人位挑戦(最年少七大タイトル挑戦) 井山裕太 19歳3か月 第33期 (2008年)
最年少本因坊位挑戦 伊田篤史 20歳0か月 第69期 (2014年)
最年少王座位挑戦 一力遼 20歳4か月 第65期 (2017年)
最年少天元位挑戦 一力遼 19歳4か月 第42期 (2016年)
最年少碁聖位挑戦 許家元 20歳5か月 第43期 (2018年)
最年少十段位挑戦 芝野虎丸 20歳3か月 第58期 (2020年)
最年少タイトル挑戦 仲邑菫 13歳1か月 第33期女流名人戦 (2022年)
最年少棋聖戦トップリーグ入り[注釈 11](最年少リーグ入り) 一力遼 16歳9か月 第39期(2014年)
最年少名人戦リーグ入り 芝野虎丸 17歳11か月 第43期 (2017年)
最年少本因坊戦リーグ入り[注釈 12] 芝野虎丸 17歳9か月 第73期 (2017年)
最年少入段 藤田怜央 9歳4か月[注釈 13] 2022年
最年少二段 仲邑菫 12歳0カ月 2021年
最年少三段 趙治勲 13歳4カ月 1969年
最年少四段 趙治勲 14歳3カ月 1970年
最年少五段 趙治勲 15歳3カ月 1971年
最年少六段 趙治勲 17歳2カ月 1973年
最年少七段 井山裕太 16歳4カ月 2005年(第12期阿含・桐山杯優勝による)四段からの飛付昇段
最年少八段 井山裕太 19歳2カ月 2008年(第33期名人戦挑戦者決定による)
最年少九段 芝野虎丸 19歳11か月 2019年(第44期名人位獲得による・史上初の10代九段)

その他の記録

  • 最年長七大タイトル獲得:藤沢秀行(67歳、第40期王座、68歳4カ月まで保持)
  • 最年長七大タイトル初獲得:羽根泰正(46歳、第38期王座)
  • 最年長タイトル獲得:苑田勇一(70歳、第1期テイケイ杯レジェンド戦
  • 最年長リーグ在籍:橋本宇太郎(74歳、第37期本因坊リーグ)
  • 最年長入段:島田義邦(34歳、関西棋院)
  • 最年長公式戦対局:杉内寿子(97歳1カ月)
  • 最年長公式戦勝利:杉内雅男(96歳10カ月)
  • 入段から七大タイトル獲得までの最短記録:関航太郎(4年8か月、第47期天元戦)[3]
  • 入段から七大タイトル挑戦までの最短記録:関航太郎(4年6か月、第47期天元戦)
  • 入段からタイトル獲得までの最短記録:芝野虎丸(2年11か月、第26期竜星戦)
  • 入段からリーグ入りまでの最短記録:芝野虎丸(3年0か月、第73期本因坊リーグ)
  • 入団から九段昇段までの最短記録:芝野虎丸(5年1か月、名人位)
  • 七大タイトル初獲得から最新の七大タイトル獲得までの最長記録:趙治勲(31年間)
  • 七大タイトルを獲得したことがない棋士の七大タイトル戦の最多挑戦回数:6回(山城宏余正麒
  • 飛付昇段記録(4段飛び:三段から七段)
    • リーグ入り:余正麒(2013年、第69期本因坊リーグ)、本木克弥(2015年、第71期本因坊リーグ)
    • タイトル戦での優勝:芝野虎丸(2017年、第26期竜星戦)
  • 親子七大タイトルホルダー:父 羽根泰正(第38期王座)、息子 羽根直樹(第28期棋聖など)
  • 兄弟姉妹タイトルホルダー:3人 杉内寿子(女流名人など)、本田幸子(女流選手権など)、楠光子(女流本因坊など)
  • 親子プロ棋士:4代 関山盛利-関山利一-関山利夫-関山利道木谷實-木谷禮子(夫:小林光一)-小林泉美(夫:張栩)-張心澄/張心治
  • 年間の七大タイトル挑戦手合にすべて出場:井山裕太(2016年、史上初。2017年・2018年もすべて出場)
  • 七大タイトル戦連続同一カード:3回 張栩 - 山下敬吾(2009年天元戦 - 2010年十段戦)、井山裕太 - 一力遼(2017年王座戦 - 2018年棋聖戦)
  • 七大タイトル戦最多対戦カード:15回(井山裕太 - 一力遼、2016年天元戦から2025年棋聖戦まで)
  • 最多名誉称号資格保持:5(井山裕太)

現在の七大棋戦在位者

現在の七大タイトル保持者
棋聖 一力遼(27) 3連覇 王座 井山裕太(35) 4連覇
名人 一力遼(27) 天元 一力遼(27) 2連覇
本因坊 一力遼(27) 2連覇 碁聖 井山裕太(35) 4連覇
2024年王座戦手合終了時 十段 井山裕太(35) -


年間記録

  • 年間最高勝率:坂田栄男 .9375(30勝2敗、1964年)
  • 年間最多勝利:張栩 70勝(14敗、2002年)
  • 年間最多敗戦:山下敬吾 32敗(39勝、2004年)
  • 年間最多対局:羽根直樹 88局(63勝25敗、2002年)
  • 年間最多獲得賞金:井山裕太(1億7212万円、2015年)

通算記録

  • 通算最多勝:趙治勲 1600勝(2023年12月25日現在)
  • 通算最多敗:林海峰 963敗(2023年3月17日現在)
  • 通算最多対戦:趙治勲 - 小林光一の130局(趙67勝・小林63勝、2022年現在[4]
  • 最年少1000勝達成:結城聡 39歳2か月(所属は関西棋院。日本棋院記録は山下敬吾の40歳2か月)
  • 最年長1000勝達成:石井邦生 74歳3か月
  • 最短1000勝達成:山下敬吾 25年7か月
  • 最長1000勝達成:石井邦生 59年10か月

1000勝達成棋士

棋士 達成日 達成年齢 入段からの年数
1 坂田栄男 1984年4月13日 64歳1か月 49年0か月
2 林海峰 1994年8月4日 52歳2か月 39年3か月
3 加藤正夫 1996年5月23日 49歳2か月 32年1か月
4 小林光一 1998年11月28日 46歳2か月 31年7か月
5 大竹英雄 1999年2月18日 56歳9か月 42年10か月
6 趙治勲 1999年8月12日 43歳1か月 31年4か月
7 橋本昌二 2001年9月[注釈 14] 66歳4か月 54年4か月
8 羽根泰正 2001年11月8日 57歳4か月 43年7か月
9 武宮正樹 2006年2月9日 55歳1か月 40年10か月
10 本田邦久 2007年5月[注釈 14] 61歳10か月 46年4か月
11 王立誠 2008年2月14日 49歳3か月 35年10か月
12 山城宏 2008年7月7日 49歳10か月 36年3か月
13 石田芳夫 2010年5月20日 61歳9か月 47年1か月
14 結城聡 2011年4月3日 39歳2か月 27年1か月
15 依田紀基 2011年7月21日 45歳5か月 31年3か月
16 工藤紀夫 2011年10月6日 71歳2か月 56年6か月
17 小林覚 2011年12月1日 52歳7か月 37年8か月
18 片岡聡 2014年2月27日 55歳6か月 41年10か月
19 王銘琬 2015年6月4日 53歳6か月 38年2か月
20 淡路修三 2015年9月24日 66歳1か月 47年5か月
21 石井邦生 2016年2月1日 74歳3か月 59年10か月
22 彦坂直人 2016年8月18日 54歳5か月 40年4か月
23 今村俊也 2018年8月23日 52歳5か月 38年5か月
24 山下敬吾 2018年11月8日 40歳2か月 25年7か月
25 苑田勇一 2018年11月22日 66歳7か月 50年7か月
26 高尾紳路 2019年04月18日 42歳5か月 28年0か月
27 羽根直樹 2019年10月24日 43歳2か月 28年6か月
28 張栩 2020年11月2日 40歳9か月 26年7か月
29 清成哲也 2021年8月4日 59歳8か月 45年1か月
30 山田規三生 2022年6月30日 49歳9か月 33年2か月
31 小県真樹 2023年11月2日 59歳1か月 43年7か月

1100勝達成棋士

棋士 達成日 達成年齢 入段からの年数
1 坂田栄男 1994年11月 74歳8か月
2 林海峰 1998年3月2日 55歳9か月 42年11か月
3 加藤正夫 1999年3月18日 52歳0か月 34年11か月
4 小林光一 2002年2月28日 49歳5か月 34年10か月
5 趙治勲 2002年4月4日 45歳9か月 34年0か月
6 大竹英雄 2004年7月22日 62歳2か月 48年3か月
7 羽根泰正 2008年6月19日 63歳11か月 50年2か月
8 武宮正樹 2012年6月21日 61歳5か月 47年2か月
9 山城宏 2012年12月20日 54歳4か月 40年8か月
10 王立誠 2013年5月23日 54歳6か月 41年1か月
11 本田邦久 2013年10月2日 68歳3か月 52年8か月
12 結城聡 2014年3月31日 42歳1か月 30年0か月
13 小林覚 2016年11月3日 57歳6か月 42年7か月
14 依田紀基 2017年6月29日 51歳4か月 37年2か月
15 石田芳夫 2019年1月17日 70歳5か月 55年8か月
16 片岡聡 2020年7月23日 61歳11ヶ月 48年3ヶ月
17 王銘琬 2020年9月3日 58歳9か月 43年5か月
18 山下敬吾 2022年9月15日 44歳0か月 28年5か月
19 工藤紀夫 2024年1月22日 83歳5か月 68年9か月
20 高尾紳路 2024年9月19日 47歳10か月 33年5か月

1200勝達成棋士

棋士 達成日 達成年齢 入段からの年数
1 加藤正夫 2002年3月21日 55歳0か月 37年11か月
2 林海峰 2002年4月18日 59歳11か月 47年0か月
3 趙治勲 2005年1月27日 48歳7か月 36年9か月
4 小林光一 2005年9月1日 52歳11か月 38年4か月
5 大竹英雄 2011年3月28日 68歳10か月 54年11か月
6 羽根泰正 2015年5月21日 70歳10か月 57年1か月
7 結城聡 2017年6月8日 45歳3か月 33年3か月
8 山城宏 2017年6月12日 58歳10か月 45年2か月
9 王立誠 2019年7月18日 60歳8か月 47年3か月
10 武宮正樹 2021年1月14日 70歳0か月 55年9か月
11 小林覚 2024年1月22日 64歳9か月 49年9か月
12 依田紀基 2024年6月6日 58歳3か月 44年2か月

1300勝達成棋士

棋士 達成日 達成年齢 入段からの年数
1 林海峰 2006年10月19日 64歳4か月 51年5か月
2 趙治勲 2008年6月19日 51歳11か月 40年2か月
3 小林光一 2011年 58~59歳 44~45年
4 大竹英雄 2019年04月25日 76歳11か月 63年0か月
5 結城聡 2022年1月20日 49歳11か月 37年10か月

1400勝達成棋士

棋士 達成日 達成年齢 入段からの年数
1 趙治勲 2012年9月27日 56歳3か月 44年5か月
2 林海峰 2015年8月6日 73歳2か月 60年7か月
3 小林光一 2018年12月6日 66歳2か月 51年8か月

1500勝達成棋士

棋士 達成日 年齢 入段からの年数
1 趙治勲 2017年4月27日 60歳10か月 49年0か月

1600勝達成棋士

棋士 達成日 年齢 入段からの年数
1 趙治勲 2023年12月25日 67歳6か月 55年8か月

連勝記録

歴代記録

下記は日本棋院所属棋士のみを対象にした集計であり、関西棋院所属の棋士は集計に含まれていない[5]

棋士 連勝数 連勝開始 連勝終了
1 坂田栄男 29 1963年10月11日 1964年7月29日
2 井山裕太 24 2015年7月23日 2015年11月25日
2 林海峯 24 1977年6月13日 1977年11月24日
2 王立誠 24 1975年9月24日 1976年4月12日
2 柳時熏 24 1990年8月1日 1990年12月12日
6 高木祥一 22 1971年7月29日 1972年3月16日
6 加藤正夫 22 1992年9月10日 1993年2月1日
8 高尾紳路 21 1995年3月22日 1995年8月16日
8 森田道博 21 1990年9月20日 1991年2月7日
10 高尾紳路 20 2000年5月31日 2000年9月21日
10 依田紀基 20 1987年4月22日 1987年8月27日
10 新垣武 20 1976年12月1日 1977年4月27日
10 森田道博 20 1989年11月8日 1990年5月23日
10 8黒瀧正憲 20 1994年9月21日 1995年3月15日

デビュー戦からの連勝記録

こちらも日本棋院所属棋士のみを対象にした集計であり、関西棋院所属の棋士は集計に含まれていない[5]

順位 棋士 連勝数 入段年 入段年齢
9 広江博之 12 1983 16歳
9 依田紀基 11 1980 14歳
9 溝上知親 11 1993 15歳
8 伊田篤史 11 2009 15歳
9 張栩 10 1994 14歳
8 下島陽平 1994 15歳
6 郭求真 1978 20歳
6 黒瀧正樹 1994 17歳
8 杉本明 1991 17歳
8 矢中克典 1992 20歳
7 望月研一 2000 16歳
3 六浦雄太 2014 14歳

対局記録

手数

長考

  • 時間無制限:星野紀 16時間[9]
  • 持時間制:武宮正樹 5時間7分(1988年第43期本因坊戦挑戦手合第5局、対大竹英雄)

珍形

脚注

注釈

  1. ^ 2023年までは棋聖・名人・本因坊。2024年以降は棋聖・名人の二大タイトルのみカウント。
  2. ^ 第1期 - 第5期はアコム杯
  3. ^ 2008年以降、過去に新人王戦優勝の経験がある棋士は新人王戦に出場できないように規則が変更された。そのため、規則が再度変更されない限りはこの記録は破られることはない。
  4. ^ 本因坊戦は1943~2023年までリーグ制、名人戦は1962年からリーグ制、棋聖戦は2001年からリーグ制
  5. ^ 名人在位8期を含む。
  6. ^ 六冠達成は井山裕太1人のみ
  7. ^ 七冠達成は井山裕太1人のみ
  8. ^ 5連覇
  9. ^ 女流棋士限定戦の記録。全棋士参加棋戦に限れば井山裕太の16歳4カ月での阿含・桐山杯優勝が最年少となる
  10. ^ 5連覇
  11. ^ 棋聖戦は2001年の第25期からリーグ制となり2016年の第40期からSABCの4段階リーグ方式に変更され、それまでは12人だったリーグが総計62名に拡大されてリーグ入りが容易になった。2022年の第46期に仲邑菫が12歳2か月でCリーグ入りしているが、従来のように七段昇段規定のあるSリーグ入りのみを対象とする。
  12. ^ 本因坊戦は2024年の第79期からトーナメント戦に変更となったため、今後の記録更新はなくなった。
  13. ^ 関西棋院の英才特別採用。日本棋院の英才特別採用では仲邑菫の10歳0カ月、日本棋院の女流特別採用では藤沢里菜の11歳6か月、日本棋院の正棋士採用では趙治勲の11歳9か月、関西棋院の正棋士採用では村川大介の11歳10か月が最年少。棋士採用試験も参照。
  14. ^ a b 一部記録の紛失がある。
  15. ^ 台湾では、2021年8月23日に打たれた楊子萱-張凱馨戦で、423手(ダメ詰めを入れて431手)という記録がある。

出典

関連項目

外部リンク