第49期 名人戦 |
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開催期間 |
予選:2022年12月__日 - 2023年11月23日 リーグ:2023年12月11日 - 2024年7月22日 挑戦手合:2024年8月27日- 2024年11月7日 |
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前名人 |
芝野虎丸(3期目) |
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挑戦者 |
一力遼 |
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第49期名人 |
一力遼 |
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挑戦者決定リーグ |
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リーグ 0 残留 |
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リーグ 0 陥落 |
関航太郎
張栩
志田達哉
富士田明彦 |
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名人戦 < 第48期第50期 > |
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第49期名人戦(だい49きめいじんせん)は2024年に実施される第49期の七大棋戦「名人決定戦」で、「挑戦者」と第48期名人の両者が、挑戦手合七番勝負により名人のタイトル(第49期)を争う。
本棋戦の主催は朝日新聞社、日本棋院および関西棋院。前期まではスポンサー(明治)があったが、今期はノンスポンサー。
方式
- 参加棋士 : 日本棋院・関西棋院の棋士。
- 予選は、日本棋院と関西棋院それぞれで、予選C・B・Aを行い、その勝ち抜き者による合同の最終予選で4名の新規リーグ参加者を決める。
- 挑戦者決定リーグ戦は、前期シード者と新参加4名を加えた9名で行われ、同率の場合1位の場合プレーオフで挑戦者決定。それ以外は前期順位上位者が上位となる。
- コミは6目半。
- 持時間はリーグ戦は各5時間、挑戦手合は各8時間の二日制。
- 優勝賞金 3000万円
挑戦者決定リーグ
今期のリーグ戦は前期挑戦手合敗者の井山と一力、余、山下、許のシード棋士5名と最終予選から勝ち上がりの志田、関、富士田、張の4名で2023年12月開幕。翌24年7月22日の一斉対局まで行われた。最終予選では福岡航太朗四段が河野臨に逆転負けし史上最年少リーグ入りを逃した[1]。前期名人リーグ陥落のうち志田、富士田、張の3名がリーグ復帰。決勝で結城聡を破った関は初のリーグ入りとなった[2]。なお関は12月6日に天元位を失冠している。
第8節で一力が余との全勝対決を制し、名人再挑戦に前進。最終節でも富士田に中押勝ちし第46期以来となる挑戦権を獲得。一方で最終予選からの勝ち上がり組は揃って陥落。
挑戦1名・陥落4名
井山は碁聖・十段[3]、一力は天元・本因坊保持者。
(下線の側が先手 / ○:先手勝ち / ○:後手勝ち / ●:先手負け / ●:後手負け)
挑戦手合七番勝負
七番勝負の開催地は6月27日朝日新聞紙面及び朝日新聞デジタルで公表され、例年開幕局であったホテル椿山荘東京に代わり芝野の故郷相模原対局を市制施行70周年を記念し開幕[4]。他に宮崎県高原町などで開催決定[5]。
なお、応氏杯決勝五番勝負後半の関係上第5局以降の日程が変更の可能性があったが、応氏杯側が9月8・10・12日開催に前倒しすると発表[6]。また芝野と一力は第31期阿含・桐山杯決勝(一力の半目勝ちで優勝)、第50期天元戦五番勝負(一力が3-1で防衛)も顔合わせている[7]。
一力が通算4勝2敗で名人奪取。同時に四冠となり、治勲・文裕に次ぐ史上3人目の大三冠独占、史上9人目の名人本因坊となった[8]
日程 (2024年)
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第1局
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第2局
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第3局
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第4局
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第5局
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第6局
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第7局※
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8月27–28日
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9月4–5日
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9月17–18日
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10月10–11日
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10月22–23日
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10月30–31日
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11月6–7日
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(会場)
対局者
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杜のホール はしもと
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極楽温泉 匠の宿
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戸田家
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アゴーラ守口
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ホテル花月園
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龍宮城スパ ホテル三日月
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常磐ホテル
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第48期名人 芝野虎丸名人
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白 封 |
●
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黒 |
●
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白 封 |
○中押
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黒 |
●
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白 |
○中押
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黒 封 |
●
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ニギリ |
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(2勝)
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挑戦者 一力遼棋聖
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黒 |
○中押
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白 封 |
○一目半
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黒 |
●
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白 封 |
○中押
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黒 封 |
●
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白 |
○六目半
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ニギリ |
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(4勝) 名人位獲得
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総手数 封 (封じ手)
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199手 (116手目)
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292手 (120手目)
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204手 (98手目)
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142手 (110手目)
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152手 (93手目)
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236手 (99手目)
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立会人
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二十四世本因坊秀芳
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高尾紳路九段
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羽根直樹九段
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山田規三生九段
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山下敬吾九段
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張栩九段
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記録係
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大西研也五段 曽富康二段
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青木裕孝三段 重川明司初段
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西岡正織四段 鈴川七海初段
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小西理章二段 塚田千春二段
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豊田裕仁二段 張心澄初段
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伊藤優詩五段 近藤登志希二段
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- 黒:黒番 / 白:白番 / 封 :1日目 封じ手の手番
- ※第1局と第7局では手番の先後をニギリで決定。第4局までに決着した場合は第5-7局は実施されない。
- 就位式
- 2024年12月10日、東京・関口「ホテル椿山荘東京」
日本棋院理事長武宮陽光より允許状、朝日新聞社代表取締役会長中村史郎より賞金目録が一力に贈呈された。
脚注
外部リンク