南洋杯世界囲碁マスターズ南洋杯世界囲碁マスターズ(なんようはいせかいいごマスターズ、南洋杯世界围棋大师赛)は囲碁の国際棋戦[1]。2024年に開始。 主催は中国囲棋協会とシンガポール囲碁協会[1]。 日中韓台の他、東南アジアの出場枠が多く確保されている[2]。 方式予選は32名によるトーナメント戦。決勝は3番勝負。 持ち時間 - 2時間に1手ごと15秒追加するフィッシャー方式[3][4]。 歴代大会第1回第1回は2024年11月に本戦準決勝まで成都市で、3位決定戦および決勝三番勝負は翌2–3月シンガポールで開催予定。 出場枠は中国13名、韓国6名、日本5名、台湾2名に加え、東南アジア各国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア)から1名、アメリカとウクライナからそれぞれ1名、主催者招待枠2名となった[5]。アメリカは江鳴久、ウクライナはアンドリー・クラベッツが代表となった[1]。 開催発表が急だったことから名人戦挑戦手合中の一力、芝野、井山が欠場となり、日本代表は許家元、余正麒、大竹優、福岡航太朗、上野愛咲美となった。また日本棋院のフィトラ・R・Sが母国のインドネシア代表として参加した[1]。 用意された対局時計はカウントダウン時に音が出ないため[6]、1回戦では気がつかずに切れ負けする棋士(周泓余、王元均、朴廷桓)が出た[1]。そのため時計を頻繁に見ながら対局する必要があり、集中が削がれたとされる[6]。
注
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