日本デジタル配信
日本デジタル配信株式会社(にほんデジタルはいしん、Japan Digital Serve Corporation)は、ケーブルテレビ局向けにデジタルテレビ配信およびその他の支援を事業とする事業者。通称はJDS。 首都圏や静岡県にあるケーブルテレビ局およびジュピターテレコム(J:COM)グループなど全国各地のケーブルテレビ局と光ファイバー及び通信衛星を介し接続する広域ネットワークを構築し、デジタルテレビ(地上波、BS衛星波、専門チャンネル)信号の配信、ケーブルインターネット向けバックボーン事業等を行っている。 沿革
参加局一覧サービスエリアが複数都県に跨る場合は本社所在地の都県に記載した。 首都圏光ネットワーク利用局東京都
神奈川県千葉県埼玉県茨城県栃木県
静岡県
全国光ネットワーク利用局旧称・東名阪福ネットワーク
甲信越
北陸
東海・静岡(一部除く)
近畿
中国
四国
九州衛星ネットワーク利用局→アイ・ヒッツ#導入局・導入予定局を参照
デジタル放送配信サービスデジタル専門チャンネルサービス → CSデジタル放送配信サービス標準画質(SD)放送分はi-HITS(後述)からの信号供給を受けている為に基本的にチャンネル番号はi-HITSと同一であるが、必ずしもi-HITSのチャンネル番号が以下と同一になっているとは限らない。 ジュピターテレコム(J:COM)・ジャパンケーブルネット(JCN)など一部のケーブルテレビ局は音声を含む番組データのみを使用し、チャンネル番号等(ヘッドエンド)は独自仕様になっている。 放送チャンネル※公式サイトのリストに従った。「ケーブル4K」(現・satonoka 4K)サービス開始などもあり、一部局については配信を取り止め、衛星波経由への切り替えを促した。放送大学についても地上波の放送終了に合わせ、BS経由への切り替えを促している[3]。
配信終了
BSデジタル放送サービスBSデジタル放送配信は2000年12月1日よりサービスを開始した。首都圏のみで配信をしている。 地上デジタル放送サービス地上デジタル放送配信は2003年12月より、ジャパンケーブルネットが保有する東京タワー向け受信設備(東京都江東区豊洲、データセンター「アット東京」内[4])、各局までの伝送設備等をジャパンケーブルネット、ジュピターテレコム、テプコケーブルテレビで共同利用してサービスを開始した。パススルー、トランスモジュレーション両方式を首都圏のみで配信をしている。 全国光ネットワーク2008年以前は、「東名阪福ネットワーク」と呼んでいた光配信ネットワーク。 デジタル専門チャンネルサービス「CSデジタル放送サービス」とうたっているが、社の内外を問わず伝送経路にはCS(通信衛星)は使用せず光ファイバーを主とした地上伝送ネットワークにより天候障害の影響を受けないサービスを提供している。なお、エンコード工程はi-HITSが担当している。 JC-HITSのHITS(Headend In the Sky)に対抗し、HOG(Headend On the Ground)[注釈 1]とこのネットワークを呼んでいる。 衛星ネットワーク→詳細は「アイ・ヒッツ」を参照
別名i-HITS。通信衛星を用い、全国のケーブルテレビ局へ配信している。衛星運営会社の宇宙通信などと設立した株式会社アイ・ヒッツにおいて構築したネットワークであったが、2008年にアイ・ヒッツ社を吸収合併し運営していた。 「ケーブル4K」放送配信サービス衛星波での4K・8K放送開始に伴い、このうちの4K試験放送の開始に呼応する形でケーブルテレビでの4K放送実現を支援する為に2015年12月1日より始めたサービス[5]。独自の編成で配信先CATV事業者やコンテンツ供給者から集めた4K制作番組を提供している。2023年12月1日に「satonoka 4K」に名称を変更し、「satonoka TV」の名称でHD画質の配信も開始した[6]。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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