小松原 (座間市)
小松原(こまつばら)は、神奈川県座間市の町名。現行行政地名は小松原一丁目から小松原二丁目。住居表示実施済み区域[5][6]。 地理座間市の東部に位置し、南にひばりが丘、南西に栗原、西に広野台、北に相模が丘、東に大和市中央林間西と大和市南林間と接している。 歴史
この土地は、古くは座間野・芝原(しばあら)と呼ばれた、座間入谷村と四ツ谷村の入会地であり[11]、旧地籍は大字座間入谷飛地・大字四ツ谷飛地であった。1875年正式に座間入谷の小字として地籍名になっていたこの小松原に[12]、1899年座間入谷皆原の野口高吉と芥川松太郎が、本村から星の谷道を片道5キロの道のりを毎日歩いて通い、開墾したのが始まりである。両氏が本村から移住したのは1905年で、両氏の名前を取って「高松新開」、あるいは本村である座間入谷皆原の人たちが1912年に移住しはじめたので「皆原新開」と言っていた[13]。移住してもまだ電灯もなく、井戸を掘削するのに大変難儀し、本村である座間入谷皆原の野口・芥川両家親戚縁者一同総出延べ53人[14]で約25メートルの赤土(関東ローム層)を掘り抜き、やっと地下水をくみ上げることができたと伝えられている[15]。その後各地から移住者が増え、地籍の名から小松原新開と呼ばれるようになった[16][17]。 耕地では主に陸稲、麦、甘藷、桑を栽培した[18]。1955年には町営水道が給水開始、1957年座間町の企業誘致により工場が進出し、並行して宅地化が進んだ。 世帯数と人口2023年(令和5年)8月1日現在(座間市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[25]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[26]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通施設
その他日本郵便脚注
関連項目
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