南林間
南林間(みなみりんかん)は、神奈川県大和市の地名[5]。現行行政地名は南林間一丁目から南林間九丁目。住居表示は全域で実施済[6]。 地理大和市北部に位置し、小田急江ノ島線南林間駅の西側一帯の区域である。東は林間、西は座間市小松原、南は西鶴間、北は中央林間西・中央林間に接する。 林間都市計画によって区画が整備され、駅前は放射状に、全体では碁盤の目のように道路が整備された区域である。南北に通る道路はそれぞれ○条通りと呼ばれ、南林間駅前の一条通りから順番に数えて、座間市境の十一条通りまでが整備されている。二条通りは駅前通りから隣の鶴間駅まで続く商店街となっている。駅前を離れると住宅街として利用される。住宅街を通る道路は多くが一方通行となっている。 南林間駅西口広場にあるモニュメント『陽だまりの林』は、まちの活性化の一環として作られた。大和商工会議所が企画し、大和市にアトリエを構える鍛金彫刻家の安藤泉さんと井上なぎささんに制作を依頼。木の葉の部分は市内の小・中学校の生徒がデザインを彫刻した。南林間を象徴する雑木林をモチーフとしたものである[7]。 毎年秋に南林間駅西口広場で行われる南林間文化祭は、大和市で最大規模の地域文化祭となっている。地域の学校の生徒が演奏やダンスなどを披露するほか、模擬店やフリーマーケットなども出店する。 地価住宅地の地価は、2023年1月1日の公示地価によれば、南林間5-1-18の地点で24万6000円/m2となっている[8]。 歴史
近年の出来事2011年9月25日、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の大和市ゆかりの選手を迎えて、凱旋パレードが行われた。大和市出身の川澄奈穂美や市内のサッカーチームに所属していた大野忍、上尾野辺めぐみが招待された。また、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一も参加した。南林間駅西口広場でオープニングセレモニーが行われ、オープンカーに乗って鶴間駅まで二条通りを進行した[9]。 2011年11月5日、南林間駅から東西に伸びる道路が「やまと根岸通り」と名付けられた。南林間ゆかりの人物で、2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸英一の功績をたたえようと南林間地区街づくり協議会が愛称を募集し、決定した。命名板と標識柱が設置され、当日に除幕式が行われた[10]。 世帯数と人口2021年10月1日現在(大和市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
事業所2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[17]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通鉄道バス施設
その他日本郵便脚注
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